仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

by BITTIMES

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド/ハイリキ)」のネイティブトークン「HYPE(Hyperliquid)」に関する基本情報や特徴などをわかりやすく解説するとともに、取扱う暗号資産取引所・価格・チャート・関連リンクなどの情報もまとめて掲載しています。

HYPE(Hyperliquid)とは?

Hyperliquidの画像

HYPE(Hyperliquid)は、DEXである「Hyperliquid(ハイパーリキッド/ハイリキ)」のネイティブトークンで、2024年11月29日、Hyperliquidの開発を支援するために設立された団体「Hyper Foundation」によって発行されました。

Hyperliquidは、高性能なL1ブロックチェーン「Hyperliquid L1」を基盤とした分散型取引所(DEX)で、公平なオンチェーン金融システムを展開しています。

従来のDEXが直面していた速度やスリッページの問題を解決するために開発されており、HyperBFTと呼ばれる独自のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

これにより、中央集権型取引所(CEX)と遜色ない速度と取引コストを実現しています。また、Hyperliquidではオンチェーンオーダーブックが採用されており、透明性が高い取引環境を提供しています。

HYPE(Hyperliquid)の特徴

HYPE(Hyperliquid)は、Hyperliquidエコシステム内での取引など、以下のような役割を果たします。

取引手数料の支払い
HYPEトークンは、Hyperliquid上で取引を行う際の手数料支払いに利用されます。HYPEを使用することで、割引された手数料が適用される仕組みになっています。

ガバナンスへの参加
HYPE保有者は、Hyperliquidの開発や、重要な変更点に関する意思決定に投票する権利を持ちます。これにより、コミュニティ主導のプラットフォーム運営が実現されています。

ステーキング報酬
ユーザーは、HYPEをステーキングすることで、ネットワークの安定性向上に貢献しながら報酬を得ることができます。この報酬は、新規発行されるHYPEや取引手数料収益の一部から支払われる設計になっています。

エアドロップ
HYPEは、2024年11月29日に実施されたエアドロップを通じて、多くのユーザーに配布されました。このエアドロップは、流動性を高め、取引所での活発な取引を促進することを目的としています。

コミュニティ報酬のために現在も運営側が総供給量の38.888%を保有していることが明らかにされているため、今後の動きに注目が集まっています。

HYPE(Hyperliquid)の基本情報

プロジェクト名称Hyperliquid(ハイパーリキッド)
トークン名称Hyperliquid(ハイパーリキッド)
ティッカーシンボルHYPE
基盤ブロックチェーンHyperliquid L1
発行日2024年11月29日
総供給量1,000,000,000 HYPE
管理者Hyper Foundation

HYPE(Hyperliquid)の価格・チャート

HYPE(Hyperliquid)の買い方・購入方法

HYPE(Hyperliquid)の購入は、大きく分けて以下の4つの手順に沿って行います。

  • MetaMaskなどのウォレットにUSDC・ETHを準備
  • DEX「Hyperliquid」にウォレットを接続
  • USDCを入金
  • HYPEを購入

詳細についてはHYPEの取引方法(買い方・売り方)解説記事をご覧ください

HYPE(Hyperliquid)を取扱う暗号資産取引所

HYPE(Hyperliquid)は日本国内の暗号資産取引所には上場していないため、HYPEを売買するためには海外の暗号資産取引所などを利用する必要があります。

HYPEが上場している暗号資産取引所としては、以下のような取引所が挙げられます(2025年1月時点)。

【日本国内の暗号資産取引所】
・未上場

【海外の暗号資産取引所】
Hyperliquid(ハイパーリキッド)
・Bitget(ビットゲット)
・KuCoin(クーコイン)
・CoinEX(コインエックス)
など

HYPE(Hyperliquid)対応ウォレット

HYPE(Hyperliquid)を保管することができる代表的なウォレットとして以下のようなものが挙げられます。
MetaMask(メタマスク)
Trust Wallet
Coinbase Wallet
など

HYPE(Hyperliquid)関連リンク

Hyperliquid公式サイト
Hyperliquid公式X(Twitter)
Hyperliquid公式Telegram
Hyperliquid L1 Chainエクスプローラー
Hyperliquid公式Discord
Github
ホワイトペーパー

>>最新の仮想通貨ニュースはこちら

執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨ニュース|新着

TravalaとTrivagoが提携|仮想通貨で220万軒のホテル予約が可能に

TravalaとTrivagoが提携|仮想通貨で220万軒のホテル予約が可能に

カナダ上場企業、ドージコイン100万枚購入「準備金はビットコイン以外でも」

カナダ上場企業、ドージコイン100万枚購入「準備金はビットコイン以外でも」

デビッド・サックス氏が記者会見「仮想通貨の黄金時代を築く」ビットコイン準備金についても

デビッド・サックス氏が記者会見「仮想通貨の黄金時代を築く」ビットコイン準備金についても

シバイヌがUAEエネルギー・インフラ省と提携|国家規模で「ShibOS」活用へ

シバイヌがUAEエネルギー・インフラ省と提携|国家規模で「ShibOS」活用へ

AI企業「Genius Group」ビットコイン保有額が時価総額を上回る|マイクロストラテジー戦略を踏襲

AI企業「Genius Group」ビットコイン保有額が時価総額を上回る|マイクロストラテジー戦略を踏襲

トランプ大統領、米国政府系ファンド創設へ|ビットコイン支持派議員も反応

トランプ大統領、米国政府系ファンド創設へ|ビットコイン支持派議員も反応

仮想通貨入門 - 基礎知識

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

市場分析・価格予想

ビットコイン価格「決断の時が近づいている」著名アナリスト予想

ビットコイン価格「決断の時が近づいている」著名アナリスト予想

ビットコイン10万ドル割れ|アーサー・ヘイズ氏は「さらなる下落調整」を予想

ビットコイン10万ドル割れ|アーサー・ヘイズ氏は「さらなる下落調整」を予想

アルトコインシーズンは終わり?複数のアナリストが「供給過多」の問題を指摘

アルトコインシーズンは終わり?複数のアナリストが「供給過多」の問題を指摘

ビットコイン、国家債務危機のヘッジ手段に「公正価値は約3,400万円」Bitwiseレポート

ビットコイン、国家債務危機のヘッジ手段に「公正価値は約3,400万円」Bitwiseレポート

アルトコインシーズン開始に必要となる2つの条件:Glassnode共同創設者

アルトコインシーズン開始に必要となる2つの条件:Glassnode共同創設者

70万ドル到達の可能性も「経済的・政治的不安を感じるならBTC」ブラックロックCEO

70万ドル到達の可能性も「経済的・政治的不安を感じるならBTC」ブラックロックCEO