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canow:Jリーグ目指す「アヴェントゥーラ川口・スペリオ城北」のファントークン発行へ


トークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開している「canow株式会社」は2021年4月22日に、東京城北5区(北区・板橋区・豊島区・荒川区・足立区)からJリーグを目指すサッカークラブ「スペリオ城北」と、埼玉県川口市からJリーグを目指すサッカークラブ「アヴェントゥーラ川口」へのファントークン発行に合意したことを発表しました。同社は今後『両チームのファントークンを活用することによってコミュニケーションを活発化させ、地域活性化に向けた取り組みを実施していく』と説明しています。

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「スペリオ城北・アヴェントゥーラ川口」のトークン発行へ

canow株式会社は2021年4月22日に、東京城北5区(北区・板橋区・豊島区・荒川区・足立区)からJリーグを目指すサッカークラブ「スペリオ城北」と、埼玉県川口市からJリーグを目指すサッカークラブ「アヴェントゥーラ川口」へのファントークン発行に合意したことを発表しました。

「スペリオ城北」について

スペリオ城北は、東京城北5区(北区・板橋区・豊島区・荒川区・足立区)をホームタウンとするサッカークラブであり『地域リーグ所属チームとしては異例となる観客動員数を記録する東京北部で愛されるサッカークラブ』と紹介されています。

『地域コミュニティづくりに貢献すること』を使命として掲げるスペリオ城北は、毎回1万人もの来場者が集まる人と人が繋がる地域連携マルシェ「北マルシェ」の開催などさまざまな地域貢献活動を実施しています。

「アヴェントゥーラ川口」について

アヴェントゥーラ川口は、埼玉県川口市をホームタウンとするサッカークラブであり『地域に根ざしたスポーツクラブ』を核としたスポーツ文化の発展を目指し、介護ボランティアや巡回サッカー・フットサルクリニック、クラブ感謝祭の開催などさまざまな地域貢献活動を実施しています。

「canow・YELLtum・ファントークン」について

「canow株式会社」について

「canow株式会社」はトークンを活用したデジタルマーケティング事業を展開している東京都千代田区の企業であり、昨年12月には世界中の有名スポーツクラブの公式ファントークン発行を支援している「チリーズ(Chiliz/CHZ)」のファン投票&報酬アプリ「Socios.com(ソシオスドットコム)」と”日本・東南アジアでのサービス展開”に向けて業務提携したことも発表しています。

「YELLtum(エールタム)」について

「YELLtum(エールタム)」は、canow株式会社が実証実験を進めている独自のファンマーケティングツールであり、「エール」を発行することによって「評価する・使う」という2つの機能でファンの応援を可視化することができる初期費用0円のファンマーケティング専用ツールとなっています。

「評価する」の機能ではチームや選手を評価・応援することができ、「 使う」の機能ではファンの人々ががスタジアム周辺の店舗や地域企業で地域通貨としてトークンを使えるようになっているため、『チームや選手とファンのコミュニケーションの活発化やスタジアムを中心とした地域経済圏の盛り上がり、ファントークン保有者の合意の元での購買データや行動データ取得による新しいデジタルマーケティングが実現可能となり、スポーツチームを通じた地域創生を実現することができる』と期待されています。

「ファントークン」について

「ファントークン」とは、企業やスポーツクラブが主体となってブロックチェーン上で発行するトークンのことであり、canow株式会社が提携している「Socios.com」では「FCバルセロナ、ユベントス、パリ・サンジェルマン」などといった様々な有名クラブが実際にファントークンを発行しています。

canowは「YELLtum」を通じてファントークン関連の実証実験を進めており、ファントークンを発行すると以下のようなことが可能になるため「地域通貨としての活用・ファンの購買データや行動データ取得・デジタルマーケティングへの活用」などが期待されています。

ファントークンは「2021年7月1日」に発行予定

スペリオ城北・アヴェントゥーラ川口のファントークンは『スペリオトークン』『アヴェントゥーラトークン』として、2021年7月1日にそれぞれ発行される予定だと報告されています。

これらのファントークンはWEB上で購入できるようになるとのことで、それぞれのチームを応援する地域の「居酒屋・カフェ・個人商店」などといった地域の加盟店で決済手段として利用できるようになるとされています。また「ファントークン保有者が受け取れる特典や情報の施策例」としては以下のようなものが挙げられています。

これによって、ファンの人々は自分が応援するチームと関わる機会を増やすことができ、加盟店側はお店でのファン交流が活発化することによって売上拡大につながると期待されています。

canowは今後の取り組みについて『両チーム・ファン・地域住民・地域店舗などとの関わりで両チームのファントークンを活用することによってコミュニケーションを活発化させ、地域活性化に向けた取り組みを実施していく』と説明しています。

関係者からのコメント

「スペリオ城北」の代表取締役社長である宮坂 一朗氏、「アヴェントゥーラ川口」の理事長である長岡 修氏、「canow株式会社」のCOOである大坂 亮平氏は、今回のファントークン発行について次のようにコメントしています。

【スペリオ城北 代表取締役社長:宮坂 一朗氏】
地域の企業や商店との繋がりを強化するための今回のYELLtumとのチャレンジにとても期待しています。今までにもホームタウンである城北5区の地域とのつながりや活性化についてはあまり貢献出来ていませんでしたが、イベントなどを通じて地域との人々の交流の輪も広がりクラブチームスペリオ城北としてもあたらな可能性を感じております。新たなデジタルツールの導入により、城北5区内だけでなく、さらに隣接する川口市ともアヴェントゥーラさんと協力・連携しながら地域の発展に貢献していきたいと願っております。

【アヴェントゥーラ川口 理事長:長岡 修氏】
地域の希望や夢となり、地域発展に寄与することです。その大きな一つとして、地域とスポーツクラブが主となる地域通貨により、地域がより活性化に繋がり、魅力や価値を付けて、楽しい街にして行けたら幸いと思っております。

【canow株式会社 COO:大坂 亮平氏】
昨年より構想をスタートさせたYELLtumを正式にスポーツチームと共にマーケットインできることはとても感慨深く、先進的な取り組みに対して導入・協力頂いたスペリオ・アヴェントゥーラ両チームに感謝したい。独自の地域通貨とその利用環境の提供により、隣接した両チームの地域貢献をさらに活性化させ、地域の小売店や周辺住民との一体感をより一層深めていくと共に、地域へ根付いたスポーツチーム運営の新しいスタンダードを目指して地域通貨導入と活発な利活用に貢献していきたい。

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