ネム(NEM/XEM)の高騰に期待が集まる理由

by BITTIMES   

仮想通貨ネム(NEM/XEM)の価格はここ最近順調に上昇しています。以前から不動の人気を誇るNEMの高騰への期待が集まる主な理由を紹介します。

ネム(NEN/XEM)が順調に上昇中

2018/04/20 XEM チャートネム(NEM/XEM)のチャート(coinmarketcapから)

ネム(NEN/XEM)は、New Economy Movement(新しい経済運動)を掲げる「金銭的な自由、分散化、平等」をコンセプトとした仮想通貨です。

ビットコイン(BTC)と同じようにブロックチェーンを採用していますが、その2つの通貨には大きな違いがあります。

ビットコインとの決定的な違い

ネム(NEM/XEM)は、ビットコイン(BTC)よりも手数料が安く、消費電力も少ないことが魅力の一つです。
消費電力はビットコインの100分の1であり、圧倒的に少ないことがわかります。

中でも特に大きなの違い(特徴)となるのは、匿名性を排除しクリーンであること、それによって汎用性が高いということです。

ネムは匿名性を排除することによって、取引を100%追跡できるように設計されています。
コインチェックでのNEM不正流出事件でも、実際に犯人のIPアドレスを特定することに成功しています。

Apostille(アポスティーユ)が注目されている

Apostille(アポスティーユ)とは、ブロックチェーンの偽造ができないという特徴を利用した証明書です。

Apostilleという機能を利用すると、公証を発行することができます。発行された公証はブロックチェーン上に記録されるため、改ざんされにくく、安全に契約を交わすことができます。従来の公証では費用も時間もかかるため、アポスティーユの機能を活用することで不要なコストを削減できるのではないかと注目されています。

使用する場合はネム(XEM)のウォレットである「Nano wallet」をダウンロードして、アカウント登録することで作成できます。
改ざんなどの問題や危険性は、監査という機能を使用することで改ざんされていないかどうかを常時チェックができるようになっています。

ネム(XEM)を活用することで、このような安全な電子証明書も簡単に発行することができるようになります。

Namespace(ネームスペース)とモザイク

モザイクという言葉はコインチェックの事件の際に耳したことがあるのではないでしょうか?

これがどのようなものかというと、インターネット上のドメイン(.com/.net/.jp)のようなものを取得できるものです。

ドメインはホームページの作成に使用するものですが、ネームスペースは独自トークンを発行するために必要になります。この独自トークンのことが「Mosaic(モザイク)」と呼ばれています。

ネム(XEM)のブロックチェーンを活用することで、ネム(XEM)の機能を利用でき、自由に配布することもできる独自のトークンを数分で発行することができます。このような利点を活用するために事業の資金調達目的で、独自トークンを発行する企業が増えていることもNEMの価値を押し上げる大きな要因の一つとなっています。

ハーベスティング(収穫)

ネム(XEM)の最大の特徴が、ハーベスティング(収穫)です。

ビットコインが新規発行するにはマイニング(採掘)という作業を行いますが、取引を承認するために複雑な計算式を1番早く解いた人に、報酬が与えらえる仕組みになっていため、高性能PCを多く揃えないといけないという問題があります。

これに対してネム(XEM)のハーベスティング(収穫)は、ネム(XEM)の保有、またはネム(XEM)の使用ごとにスコアリングされて、たくさんスコアを獲得した人にネム(XEM)が与えらえるという仕組みになっています。

具体的には次のような仕組みとなっています。

  • パソコンに「NanoWallet」をインストール
  • 「NanoWallet」に入金(最低条件として10000XEM以上を入金)
  • 「NanoWallet」に保有しているXEMに応じて「既得バランス」が加算される
  • 「既得バランス」が10000XEMに達すると、報酬が「NanoWallet」に加算される

「既得バランス」とはスコアの意味であり、このスコアが10000XEM(スコアのXEM)貯まると報酬が発生します。

スコアは毎日、「NanoWallet」に保有している分の10%がスコアになります。
2日目に加算されるスコアは、初日に加算されたスコアを引いた分の10%がスコアとなります。

これにより、少しづつ加算されるスコアが減っていくため、保有している量が10000XEMのみだとすると、権利を獲得するまでは約90日ほどの時間が必要になります。早く権利を獲得するためには、できるだけ保有量を多くすると良いでしょう。

NEMは、ハーベストの条件を満たすための資金とパソコンがあれば報酬を受け取るチャンスがあります。

カタパルト(Catapult)が5月にリリース?

テックビューロ社のブロックチェーン製品「mijin v.2」である「Catapult(カタパルト)」が5月にリリース予定であることが発表されています。

具体的な予定としては次の3段階に分けられており、3段階目で正式に販売開始されるとのことです。

2018年3月26日:mijin v.2 Catapult ディベロッパー・プレビュー・サービスとSDKリリース
2018年4月:mijin v.2 Catapult コアエンジン 評価版リリース
2018年5月:mijin v.2 Catapult のリリース、オープンソースとエンタープライズ・ライセンスのデュアルライセンス提供開始

mijin v.2であるカタパルト(Catapult)は、驚異的な処理速度を誇っていると言われています。
具体的には、Segwit導入後のビットコインが1秒間に約14件の取引を行うのに対し、カタパルトは1秒間に3000~4000件もの取引を処理できる性能を備えているとされています。

クレジットカードの中で世界一の処理能力をもつVISAでも、1秒間に4000~6000件の取引と言われていることからも、その速さが分かります。

  • XEM:1秒間に4000件
  • BTC:1秒間に14件
  • ETH:1秒間に15件
  • XRP:1秒間に3000件
  • VISA:1秒間に4000件

カタパルトベータ版はリリースされています

BINANCEへの上場

ネム(NEM/XEM)は、先月にBinance(バイナンス)にも上場したため今後も更に流動性が高まることが予想されます。

取引ペアとしては、XEM/BNB、XEM/BTC、XEM/ETHが追加されました。

世界的にもトップクラスの取引所であるBinanceへの上場は今後のネムに大きな影響をもたらす可能は非常に高いです。

ネム(NEM/XEM)の購入におすすめの取引所

ネム(NEM/XEM)の購入におすすめの取引所はZaif(ザイフ)です。

Zaif(ザイフ)はネムの開発に携わっていることもあり日本でのネムの取引量トップとなっています。

また『マイナス手数料』によって、手数料がもらえるというユニークな取引所でもあるため、1日に何回も取引する短期トレードに向いています。

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