仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

元IOHKの主力エンジニア、カルダノ関連開発企業「dcSpark」に入社


カルダノブロックチェーンを使用したプロダクトやソリューションを開発している「dcSpark」は2021年8月18日に、カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)開発企業「IOHK」でCatalyst(カタリスト)など複数のプロジェクトを担当していた経歴を持つNicolas Di Prima氏が入社したことを発表しました。

こちらから読む:「暗号資産」関連ニュース

dcSparkに「Nicolas Di Prima氏」が入社

カルダノブロックチェーンを使用したプロダクトやソリューションを開発している「dcSpark」は2021年8月18日に、カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)開発企業「IOHK」でCatalyst(カタリスト)など複数のプロジェクトを担当していた経歴を持つNicolas Di Prima氏が入社したことを発表しました。

Nicolas Di Prima氏は、Shelleyインセンティブ付きテストネットを動かしたノードである「Jormungandr(ヨルムンガンド)」やコミュニティ投票で資金提供先を決定する投票プラットフォーム「Catalyst(カタリスト)」の開発を主導していたIOHKの重要人物の一人であり、日本でも広く利用されているカルダノ公式ライトウォレット「Yoroi(ヨロイ)」の祖先である「Icarus Wallet」の開発に携わっていたことでも知られています。


「日本コミュニティのエバンジェリスト」も募集中

「dcSpark」はカルダノブロックチェーンを活用したプロダクトやソリューションを開発しているブロックチェーン企業であり、「スマートコントラクトレイヤーなどをサポートするためのインフラ構築、API・SDK・エコシステムツームの開発・実装、ウォレットDAppsなどユーザー向けアプリの開発・リリース」などを行なっています。

同社の共同設立者・チームメンバーの中には「Emurgo(エマーゴ)」でCTOなどを務めていた経歴を持つNicolas Arqueros氏、Sebastien Guillemot氏、Robert Kornacki氏などが含まれていますが、今回新たにNicolas Di Prima氏が参加したことによってチームメンバーがさらに強化されることとなりました。

dcSparkは、第5回目のカタリスト投票となる「Catalyst Fund5」で”合計3つの提案採用”を獲得していましたが、今月12日にはカタリスト提案が採用されたことを受けて『日本コミュニティのエバンジェリストを募集していること』も発表されているため、今後の取り組みや「Catalyst Fund6」の提案などにも注目です。


>>「dcSpark」の公式サイトはこちら

2021年8月19日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先月20日に112円付近まで下落したものの、その後は順調に回復を続けており、2021年8月19日時点では過去最高値目前となる「1ADA=233.78円」まで回復しています。

>>ADAを取り扱う暗号資産取引所「BINANCE」はこちら

2021年2月21日〜2021年8月19日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)