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製薬大手Rocheも参加する「dHealth Network」Occamを通じてカルダノエコシステムに参加


カルダノ(Cardano/ADA)エコシステム向けに設計された分散型ローンチパッドである「Occam.fi」は2021年8月27日に、製薬・ヘルスケア大手「Roche(ロシュ)」がスーパーノードとして参加していることでも知られるヘルスケア分野に特化したブロックチェーンネットワーク「dHealth Network」が、Occam Razerというローンチパッドを通じてカルダノエコシステムに参加することを発表しました。

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カルダノエコシステムに「dHealth Network」が参加

カルダノ(Cardano/ADA)エコシステム向けに設計された分散型ローンチパッドである「Occam.fi」は2021年8月27日に、ヘルスケア分野に特化したブロックチェーンネットワークである「dHealth Network」が、Occam Razerというローンチパッドを通じてカルダノエコシステムに参加することを発表しました。

dHealth Networkはスイスのツークに本拠地を構える非営利団体「dHealth Foundation」がシンボル(Symbol/XYM)の技術を元にして開発したヘルスケア分野特化のブロックチェーンネットワークであり、今年6月にはスイス金融市場監督庁(FINMA)の規制に準拠したユーティリティ・支払いトークンである「デジタルヘルスポイント(Digital Health Point/DHP)」をSymbolコミュニティ向けに無料配布しています。

dHealth Networkのブロックチェーン技術は、研究のための患者登録・健康診断書の発行・投薬追跡などといった医療分野のデータ管理・共有に活用されており、今年5月には「ビタミン剤の生産」やインフルエンザウイルスに効く抗ウイルス薬「タミフルの販売」などで知られる大手企業「Roche(ロシュ)」がスーパーノードとして参加したことなどでも注目を集めていましたが、今回の発表は『dHealth NetworkがOccamRazerを通じてカルダノエコシステムに参加する』として注目を集めています。

OccamRazer(オッカムレーザー)は「Cardano公式団体が支援する世界初の分散型ローンチパッド」だと説明されており、『dHealth NetworkはOccamRazerを通じてIDO(DEXを通じた資金調達方法)を行う予定で、dHealthはカルダノに医薬品のトレーサビリティをもたらす』と説明されています。

「Cardanoは最も有望なブロックチェーンの1つ」

「dHealth Foundation」の創設者であるEberhard Scheuer氏は公式発表の中で『dHealthと同ネットワークに参加するノードオペレーターは”カルダノはこれまでに開発された最も有望なブロックチェーンプロトコルの1つである”と信じている』とコメントしています。

dHealthは既存の医療業界における情報の非対称性と透明性の欠如を緩和するために「最もアクセスしやすく、分散化された、費用対効果の高いスーパーノードのネットワーク開発」に重点を置いています。

dHealthと「Roche」や「University of Zurich」などのノードオペレーターは『カルダノはこれまでに開発された最も有望なブロックチェーンプロトコルの1つである』と固く信じています。「Occam.fi」のチームはカルダノブロックチェーン向けの製品をリリースする手助けを行う組織として最適です。

なお、dHealth NetworkのIDOの日程などについてはまもなく発表される予定だと報告されています。

>>「Occam.fi」の公式発表はこちら
>>「dHealth Network」の公式サイトはこちら