仮想通貨の価格は2021年9月20日〜9月21日にかけて再び急落し、ビットコイン(BTC)の価格は一時的に40,000ドル(約438万円)付近まで下落しました。仮想通貨市場全体で大幅な下落が見られたものの、多くの仮想通貨は下落後も重要視されていたサポートラインを維持しているため、今後の回復・上昇には期待が高まっています。
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ビットコインは「4万ドル付近」で反発
仮想通貨市場では今月7日に価格が急落した後やや回復傾向が見られていましたが、先日20日〜21日にかけて再び価格が急落し、ビットコイン(BTC)の価格は一時的に40,000ドル(約438万円)付近まで下落しました。その他の主要なアルトコイン価格も同様に急落しており、多くの仮想通貨価格がこの2日間で10%〜20%下落しています。
ビットコイン価格は重要視されていた500万円付近のサポートラインを下回って下落したものの、重要視されていた40,000ドル付近のサポートラインで大きく反発しているため『今後は再び上昇に転じる』との予想も多く出ています。ただし、40,000ドルのラインを下回った場合には再び大幅な下落が起きる可能性があるため注意が必要です。
ADAは「2ドルのサポートライン」をキープ
また、大型アップグレードによるスマートコントラクト機能の実装・国内取引所への上場・2021年9月25日〜26日にかけて開催される大規模イベントなどで期待が高まっている「カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)」に関しても、前回の急落時にサポートラインとなっていた2.00ドル(約219円)のラインが維持されているため、今後の上昇には期待が高まっています。
一部では仮想通貨価格のさらなる下落を予想する声も出ていますが、エルサルバドルやマイクロストラテジーなどは下落時に数億円規模の買い増しを続けているため、長期目線で見ると再び価格が上昇する可能性が高いと考えられます。
なお、S2F(ストック・フロー)と呼ばれるモデルを用いてビットコイン価格予想を行なっている著名アナリストPlanB氏は今年6月に”最悪の場合の2021年ビットコイン価格予想”として以下のような予想価格を提示しています。
時期 | 予想価格 |
2021年8月 | 47,000ドル(約517万円) |
2021年9月 | 43,000ドル(約473万円) |
2021年10月 | 63,000ドル(約693万円) |
2021年11月 | 98,000ドル(約1,078万円) |
2021年12月 | 135,000ドル(約1,480万円) |