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世界最大級の決済端末メーカー「Verifone」仮想通貨決済に対応|BitPayと提携


米国の大手決済端末メーカーである「Verifone(ベリフォン)」は2021年9月28日に、仮想通貨決済サービスプロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」との提携を通じて仮想通貨決済に対応することを発表しました。Verifoneの決済端末やサービスを導入している加盟店は「BTC・ETH・LTC・DOGE」など複数の暗号資産による支払いも受け入れることができるようになると報告されています。

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BTC・ETH・LTCなど複数の仮想通貨をサポート

米国の大手決済端末メーカーである「Verifone(ベリフォン)」は2021年9月28日に、仮想通貨決済サービスプロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」との提携を通じて仮想通貨決済に対応することを発表しました。

今回の提携によって、Verifone決済端末やサービスを導入している加盟店は以下のような複数の暗号資産を受け入れることができるようになるとのことで、仮想通貨決済ソリューションは2021年後半には展開される予定だと報告されています。
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ラップドビットコイン(Wrapped Bitcoin/WBTC)
・ジェミナイドル(Gemini dollar/GUSD)
・USDコイン(USDCoin/USDC)
・パクソス(Paxos Standard/PAX)
・ダイ(Dai/DAI)
・バイナンスUSD(BinanceUSD/BUSD)

新たに提供される仮想通貨決済ソリューションは、加盟店側も簡単に導入できるように設計されているとのことで『加盟店はBitPayのアカウントを必要とせずに、Verifoneから直接仮想通貨決済を受け入れることができる』と説明されています。

また、消費者側も直感的に仮想通貨決済を行うことができるとのことで「Blockchain.com、BRD、Metamask、BitPay」などといった主流の仮想通貨ウォレットでシームレスに支払いを行うことができると報告されています。

具体的には、Verifoneの決済端末で利用したい仮想通貨ウォレットを選択して、画面上に表示されたQRコードを仮想通貨ウォレットでスキャンすることによって仮想通貨決済を行うことができる仕組みになっており、支払われた仮想通貨は米ドルなどの法定通貨に変換されて加盟店の銀行口座に速やかに送金されると説明されています。

BitPayの共同創業者兼CEOであるStephen Pair氏は『Verifoneの加盟店には仮想通貨市場への参入を目指す世界最大規模の有名ブランドが多数含まれている。今回の提携によって、これらの企業は簡単かつ安全に仮想通貨決済を受け入れられるようになり、仮想通貨を使いたいと考えている消費者の需要から利益を得ることができるようになる』と述べています。

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