仮想通貨・株式・為替・商品取引などを提供している世界最大級のソーシャルトレーディング・プラットフォーム「eToro(イートロ)」は2021年11月23日に『米国居住者向けのカルダノ(Cardano/ADA)、トロン(Tron/TRX)関連サービスを制限すること』を発表しました。
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ADA・TRX関連サービス、段階的に終了へ
eToro(イートロ)は2021年11月23日に『米国居住者向けのカルダノ(Cardano/ADA)、トロン(Tron/TRX)関連サービスを制限すること』を発表しました。この制限によって、米国ユーザーはADA・TRXの新規ポジションを取得したり、ステーキング報酬を受け取ったりすることができなくなると説明されています。
具体的には、現地時間2021年12月26日から「ADA・TRXの新規ポジション取得」ができなくなるとのことで、2021年12月31日には「ADA・TRXのステーキングサービス」が終了になると報告されています。ただし、既に取得済みの既存ポジションをクローズすることはできるととのことで、eToro側がユーザーのADA・TRXを強制的に売却する予定はないと説明されています。
ステーキング報酬の最終支払いは2021年1月15日に行われるとのことですが、この時の報酬はADA・TRXではなく「米ドル」で支払われることになると報告されています。
なお、ADA・TRXのサポート終了理由については『今回の変更は、変化する規制環境における事業関連の考慮によるもの』と説明されており、ADA・TRXの価格は今回の発表後にさらに下落、ADA価格は200円を下回っています。