ステーキング対応の仮想通貨ウォレットを提供している「Moonstake(ムーンステーク)」は2022年3月15日に、ゲームと金融を組み合わせた「GameFi」分野への本格参入に向けて『ムーンステーク・ゲーミングギルド(Moonstake Gaming Guild/MSGG)』と呼ばれる投資家とゲームプレーヤーをマッチングするためのコミュニティを設立することを発表しました。
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Moonstake Gaming Guild(MSGG)設立へ
Moonstake(ムーンステーク)は2022年3月15日に、GameFi分野への本格参入に向けて『ムーンステーク・ゲーミングギルド(Moonstake Gaming Guild/MSGG)』と呼ばれるコミュニティを設立することを発表しました。
GameFiとは「ゲーム(Game)」と「金融(Finance)」を組み合わせた造語であり、仮想通貨業界では”ゲームをプレイすることによってトークンやNFTを稼ぐことができる「Play to Earn」と呼ばれる仕組みを採用したゲームなども注目を集めています。
ゲーミングギルドとは、投資家と実務者をマッチングするためのコミュニティであり、「投資家はNFTを購入してそのNFTを実務者であるゲームプレーヤーに貸付、ゲームプレーヤーは受け取ったNFTを使用してゲームをプレイし、それによって得られた収益を投資家とシェアする」という仕組みになっています。
また、ギルド運営者は投資家とゲームプレイヤーをマッチングさせ、ゲームプレイヤーに必要なNFT・ツール・ノウハウを提供することによって、ゲーム内で得た収益の一部が分配される仕組みになっているとのことです。
ゲームプレイヤーの中には暗号資産に触れたことがない人も多いため、GameFiを通じた新たな収益モデルが構築され、ゲームギルドで投資家とゲームプレイヤーがマッチングされることによって、雇用創出・プレイヤーの経済力構築などにつながると期待されています。
「Moonstake Gaming Guild」の取り組みについて
Moonstakeは新たに設立する「Moonstake Gaming Guild」の運営を通じて新たな雇用の創出に貢献していくことを計画しているとのことで、具体的には『Moonstakeがゲームのノウハウを提供し、強いキャラクターや武器の貸出をすることで、ゲームを通じて収益を得られる仕組みを提供。Moonstakeの進める世界とのつながりにより、新たな雇用創出からSDGsの目標の1つである”貧困をなくそう”という大きな課題に対応していく』と説明されています。
Moonstake Gaming Guild(MSGG)は、現在シンガポール法人としてGameFiプラットフォーム事業を手がけるDEAが展開しているPlay to Earnゲーム「JobTribes」のスカラーシップ制度を利用してゲームユーザーを募っているとのことで、今後は様々なGameFi関連ゲームへの参入も予定、東南アジアを中心に新たな雇用を創出する事業として取り組んでいくと報告されています。
「Moonstake」の創業者である手塚満氏は「Moonstake Gaming Guild(MSGG)の設立」について次のようにコメントしています。
今回Moonstakeとして、また新たな領域に挑戦できることを大変喜ばしく思います。世界にはまだ多くの人々が仕事を求めている中で、雇用を生み出すGameFiは、元来私のチャレンジしたい事柄の1つでした。この度、素晴らしいご縁もいただいてJobTribesにてギルドを行うこととなりましたが、これを機に様々なGameFiの可能性を見出せればと考えています。