中央アフリカ共和国の大統領であるFaustin-Archange Touadéra(フォースタン=アルシャンジュ・トゥアデラ)氏は2022年6月3日に、同国が進める暗号資産イニシアチブ『Sango(サンゴ)』の次のステップとして「民主化と鉱物資源のトークン化」に取り組んでいくことを明らかにしました。
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暗号資産イニシアチブ、次は「資源のトークン化」
中央アフリカ共和国の大統領であるFaustin-Archange Touadéra(フォースタン=アルシャンジュ・トゥアデラ)氏は2022年6月3日に、同国が進める暗号資産イニシアチブ『Sango(サンゴ)』の次のステップとして「民主化と資源のトークン化」に取り組んでいくことを明らかにしました。
Sango(サンゴ)は中央アフリカ共和国が取り組んでいる仮想通貨イニシアチブであり、「ビットコインの法定通貨化・クリプトアイランド・トークン化フレームワーク・所得税率0%・法人税率0%」などのプロジェクトが進められています。
2022年4月27日には「ビットコインの法定通貨化」が議会で承認されたことが報告されていましたが、今回の発表では次のステップとして「鉱物資源をブロックチェーンでトークン化して資金調達していく計画」が報告されています。
フォースタン=アルシャンジュ・トゥアデラ大統領は今回のツイートの中で『民主化&資源のトークン化は、とてつもなく大きな可能性を秘めた新たな章になるだろう』と語っています。
中央アフリカ共和国の次のステップは「民主化と資源のトークン化」です。これはとてつもない可能性を秘めた新たな章となります。このビジョンと戦略は世界中の投資家にユニークな機会を開くことになるでしょう。
Sango(サンゴ)の公式サイト・ホワイトペーパーでは、具体的な資源として「金・ダイヤモンド・ウラン・鉄鉱石・銅・コルタン・コバルト・ニッケル・リチウム・石油」などが挙げられているため、今後はこれらの天然資源をトークン化する取り組みが進められることになると予想されます。
中央アフリカ共和国は貧困問題などに苦しんでいることなどでも知られていますが、同国には豊富な資源が存在するため、これらの資源にブロックチェーンや暗号資産の技術を活用することによって、より多くの投資機会を創出して現状を変えることができると期待されています。