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ジェド・マケーレブ氏のXRP大量売却「終了目前」か|保有枚数は約530万枚に


Ripple(リップル)の共同創業者の1人であるJed McCaleb(ジェド・マケーレブ)氏が保有する仮想通貨XRPの枚数が1,000万枚を下回り、残り約530万枚となったことが明らかになりました。現在のペースで売却が進めば、今週中には全ての売却が終了することになるため、今後のXRPの値動きなどには注目が集まっています。

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マケーレブ氏のXRP売却、今週中にも終了する可能性

Ripple(リップル)の共同創業者の1人であるJed McCaleb(ジェド・マケーレブ)氏が保有する仮想通貨XRPの枚数が1,000万枚を下回り、残り約530万枚となったことが明らかになりました。

Jed McCaleb(ジェド・マケーレブ)氏は2014年にRipple社幹部との対立が報じられた後に、XRP総供給量の約9%に相当するXRPを持って同社を退社しており、その後はステラ(Stellar/XLM)を共同設立しています。

ジェド・マケーレブ氏はRipple退社後から約8年間に渡って定期的にXRPを売却し続けているため、そのような売りがXRP市場にとって大きな”売り圧力”となっていましたが、ジェド・マケーレブ氏のXRP保有量を追跡するウェブサイト「Jed Balance」のデータによると、同氏のXRPウォレット残高は「約530万XRP」とされているため、仮想通貨業界では『マケーレブ氏が毎日XRPを売却する”ジェド売り”がまもなく終了する』と注目が集まっています。

2022年7月15日時点のジェド・マケーレブ氏XRP保有残高(画像:Jed Balance

「Jed Balance」のデータによると、マケーレブ氏の1日のXRP売却枚数は2022年6月25日までで「1日あたり約372万XRP」であったものの、2022年6月26日〜7月2日の期間には売却枚数が「1日あたり約734万XRP」に急増、その後7月9日にかけては「1日あたり約473万XRP」のペースで売却し、現在は「1日あたり約421万XRP」で売却しているため、このペースで売却が進めば今週中には全てのXRPが売却されることになると予想されます。

XRPは有価証券問題などに直面したものの、記事執筆時点でも時価総額ランキング7位に位置する世界的に人気の暗号資産であり、技術開発・活用面でも順調にプロジェクトが進められているため、仮想通貨コミュニティからは『マケーレブ氏によるXRP売りが無くなれば、XRP価格上昇につながる可能性がある』と期待する声も多数出ています。

また、安い手数料で迅速に送金することができるXRPは「暗号資産取引所やウォレットなどで資金を移動する際の手段」としても人気で、仮想通貨市場全体の下落相場が落ち着いた場合には資金移動手段としてのXRP活用が増える可能性もあると予想されるため、ジェド売り終了後の価格動向などには注目が集まっています。