アルゼンチンの大手銀行「暗号資産取引サービス」提供開始|BTC・ETH・XRPなど
アルゼンチンの大手プライベートバンクである「Banco Galicia」とデジタルバンクの「Brubank」が暗号資産取引サービスの提供を開始したことが「Bloomberg」など複数メディアの報道で明らかになりました。「Banco Galicia」はBTC・ETH・XRP・USDCの売買サービスを、「Brubank」はBTC・ETH・USDC・DAIの売買サービスを提供すると報告されています。
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BTC・ETH・XRPなど複数銘柄の取引が可能に
アルゼンチンの大手プライベートバンクである「Banco Galicia」とデジタルバンクの「Brubank」が暗号資産取引サービスの提供を開始したことが「Bloomberg」など複数メディアの報道で明らかになりました。
「Banco Galicia」は1905年の設立されたアルゼンチン最大級の大手銀行であり、「Brubank」は2017年に設立されたアルゼンチンで最初の完全デジタル銀行となっています。
両銀行で取引可能な暗号資産としては以下5種類の仮想通貨が挙げられており、「Banco Galicia」が実施した調査では回答者の60%が"仮想通貨取引サービスの提供"を希望していたとも報告されています。
【Banco Galiciaの取扱銘柄】
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・USDコイン(USDCoin/USDC)
【Brubankの取扱銘柄】
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・USDコイン(USDCoin/USDC)
・ダイ(Dai/DAI)
両銀行は仮想通貨ウォレット「Lirium」と提携しているとのことで、銀行の顧客は債券や株式を購入する際に使用するのと同じプラットフォームを通じて仮想通貨を購入することができると伝えられています。
報告によると、アルゼンチンは「仮想通貨の採用が進んでいる世界トップ10の国」に含まれているとのことで、度重なる経済危機や年間50%を超えるハイパーインフレを経験していることなどから、現地の人々の3分の2は自分の資産を守るために仮想通貨に投資しているとも報じられています。