ハローキティ・マイメロディ・シナモロールなどのキャラクターで知られる「株式会社サンリオ」は2022年8月31日に、ブロックチェーンを活用したトークンエコノミー事業を手掛けている「株式会社Gaudiy」と資本業務提携して、Web3.0分野で協業するプロジェクトを開始したことを発表しました。サンリオは同社が保有するキャラクターを軸にしたコミュニティサービスを2023年前半に開始することを計画していると報じられています。
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Gaudiy Fanlinkやメタバース事業との連携も視野
ハローキティ・マイメロディ・シナモロールなどのキャラクターで知られる「株式会社サンリオ」は2022年8月31日に、ブロックチェーンを活用したトークンエコノミー事業を手掛けている「株式会社Gaudiy」と資本業務提携して、Web3.0分野で協業するプロジェクトを開始したことを発表しました。
Gaudiyはブロックチェーンを中心としたデジタル技術を活用して様々なパートナー企業と連携しながら総合エンタテインメント領域のDXを推進している東京都の企業であり、これまでには「ソニー・ミュージックエンタテインメント」などを含めた複数の企業とも提携しています。
サンリオとGaudiyは今回の提携を通じて、2023年前半に「キャラクターコミュニティサービス」をローンチすることを予定しているとのことで、『今回の協業を通じて、サンリオが保有するキャラクター資産でGaudiyの持つブロックチェーン技術を最大限活用し、キャラクターを通じた新たなファン体験・エコシステムの構築を推進していく』と説明されています。
また、Gaudiyが有するNFT・分散型IDなどのブロックチェーン技術を活用してファンの熱量を最大化するWeb3時代のファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」との連携なども検討されているとのことで、両社の協業の概要としては以下の3点が挙げられています。
- サンリオが保有するキャラクター資産を活用したグローバル向けのキャラクターコミュニティサービスを2023年前半に展開
- Gaudiyが有するファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」との連携
- Gaudiyが新規開発するメタバース事業等との連携
サンリオは過去60年間に渡って「ハローキティとアーティストとのコラボ企画」や「ファン招待のバースデーイベント」など、多くのクリエイターとの協業やファンコミュニティを意識した取り組みを行ってきましたが、Web3.0(分散型ウェブ)の技術を活用することによって「企業から一方通行で提供されたコンテンツを楽しむ方法」に加えて「ファンと企業が一体となってコミュニティを盛り上げる、これまでとは違う新たなコンテンツの楽しみ方」が広がっていくと期待されています。