韓国の大手電子機器メーカー「LG Electronics」は2022年9月5日に、テレビでNFTを閲覧・取引することができる独自のNFTプラットフォーム「LG Art Lab」を発表しました。このプラットフォームはLG提供のwebOS 5.0以降を搭載したTVで利用することができ、ホーム画面から直接アクセスして高品質のデジタルアート作品を楽しんだり、売買することができると説明されています。
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独自のNFTプラットフォーム「LG Art Lab」を発表
韓国の大手電子機器メーカー「LG Electronics」は2022年9月5日に、テレビで直接NFTを閲覧・取引することができる独自のNFTプラットフォーム「LG Art Lab」を発表しました
「LG Art Lab」は、LG提供のwebOS 5.0以降を搭載したテレビで利用することができるとのことで、ユーザーはホーム画面から直接アクセスして高品質なデジタルアート作品を購入・販売したり、テレビをNFTアート作品のギャラリーとして活用してNFTアートを楽しむことができると説明されています。
このプラットフォームには、取引履歴を確認したり所有するNFTを鑑賞したりすることができる「マイコレクション」に加えて、アーティストの紹介や近日公開される作品のプレビューを行うことができる「LG Art Lab Drops」という機能も搭載されているとのことで、カウントダウン機能によってリリースされたばかりのNFT作品をいち早く確認することができるとも報告されています。
暗号資産ウォレット「Wallypto」でNFT取引
LGはへデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)を基盤とした独自のスマホ向け暗号資産ウォレット「Wallypto」のリリースに向けた準備を進めていますが、今回発表された「LG Art Lab」ではWallyptoを介して画面上のQRコードからNFTを迅速に取引することができるとも説明されています。
購入したNFTは「LG Art Lab Marketplace」と呼ばれるNFTマーケットプレイスで取引することができるようになっており、「マイコレクション」で購入したNFTを鑑賞することも可能、『特にLGの有機ELテレビでは、自発光型ピクセルの採用によって、無限のコントラスト・深い黒色・優れた色精度が実現されている』とも説明されています。
なお「LG Art Lab」は既に米国で対応サービスを開始しているとのことです。LGは公式発表の中で『優れた画質と複数の大画面サイズから選べるLGの最新テレビは、NFTコレクションの展示に最適なメディアだ』とも述べています。