ゲーム大手Ubisoft:Hedera Hashgraphの「HBAR財団」と提携|ゲーム開発などを支援
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は2022年2月3日に、暗号資産・ブロックチェーン・NFTなどを積極的に取り入れていることでも知られるフランスのゲーム開発・販売大手「Ubisoft(ユービーアイソフト)」が、ヘデラ運営審議会によって2021年に設立された団体である「HBAR財団」と提携したことを発表しました。
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Hederaネットワーク上のゲーム開発などを支援
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は2022年2月3日に、フランスのゲーム開発・販売大手「Ubisoft(ユービーアイソフト)」が、ヘデラ運営審議会によって2021年に設立された団体である「HBAR財団」と提携したことを発表しました。
HBAR財団は、ヘデラネットワークの分散型ガバナンスを監督する「へデラ運営審議会(Hedera Governing Council)」が2021年に設立した団体であり、DeFi・NFT・CBDC・ESG・ゲームなどの分野で分散型アプリケーションの立ち上げを目指している開発者・スタートアップ・組織に対して助成金などを提供し、Hederaエコシステムの発展を後押ししています。
「Ubisoft」と「HBAR財団」は今回の提携を通じて、分散型台帳技術とゲームを組み合わせたエコシステムをさらに成長させるために、Hederaネットワーク上での次世代ゲーム開発・成長・立ち上げなどを支援していくと報告されています。
また、Ubisoftは今回の提携の一環として「へデラ運営審議会」のメンバーにもなるとのことで、審議会メンバーとしてヘデラネットワークのノード運営に携わる他、ネットワークのガバナンスと今後の製品の方向性を考慮する議論に参加し、ゲーム業界についての専門知識や洞察も提供すると報告されています。
さらに、Ubisoftが運営しているエンターテインメント分野で世界のスタートアップ企業を支援するプロジェクト「Ubisoft Entrepreneurs Lab(ユービーアイソフト・起業家ラボ)」にへデラが参加することも報告されています。
「HBAR財団」のAlex Russman氏と「Ubisoft戦略イノベーションラボ」のDidier Genevois氏は、今回の提携について次のようにコメントしています。
【HBAR財団:Alex Russman氏】
UbisoftとHBAR財団は今回の取り組みを通じてHederaネットワークがビデオゲーム業界にもたらす価値提案を認識し、深い協力関係を築いています。Ubisoftは分散型台帳技術関連の取り組みにおけるパイオニア的存在です。エンターテインメントやゲーム業界のイノベーターに提供するサポートを強化することを目的とした今回の提携は、開発者・新興企業・ユーザーに大きな機会を提供するものです。
【Ubisoft戦略イノベーションラボ:Didier Genevois氏】
Ubisoftは『プレイヤーが真のステークホルダーになるための新たな機会を開く分散型台帳技術は、ゲームの未来への鍵を握っている』と考えています。Hederaネットワークが有する「スケーラビリティ・エネルギー効率・革新的なコンセンサスメカニズム」は分散型台帳技術の分野において特に有望です。私たちはへデラ運営審議会に参加して、Hederaエコシステムを探求していけることを楽しみにしています。
Ubisoftは以前から暗号資産・ブロックチェーン・NFT関連の技術を積極的に取り入れており、2019年にはイオス(Eos/EOS)ベースのゲーム配信プラットフォームである「ウルトラ(Ultra/UOS)」と提携している他、2021年には「テゾス(Tezos/XTZ)」のブロックチェーンネットワークで取引の検証作業などを行う"ベーカー(ノード)"として参加したことも発表、その後12月にはTezos活用のNFTプラットフォーム「Ubisoft Quartz」も発表されています。