暗号資産貸借サービス「BitLending(ビットレンディング)」を運営している「株式会社J-CAM」は2022年9月12日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップデート「The Merge(マージ)」でPoW版ETH(ETHW・ETHPoW)が発生した場合に、発生した暗号資産をユーザーに付与する方針を発表しました。
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新暗号資産発生の場合は「サポート・付与の実施」を予定
BitLending(ビットレンディング)を運営している「株式会社J-CAM」は2022年9月12日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップデート「The Merge(マージ)」でPoW版ETH(ETHW・ETHPoW)が発生した場合に、発生した暗号資産をユーザーに付与する方針を発表しました。
ビットレンディングとは、暗号資産・ブロックチェーン専門メディア「月刊暗号資産」を運営している株式会社J-CAMが提供している暗号資産レンディングサービスであり、自分が保有する暗号資産をBitLendingに貸し出してレンタル料(貸借料)を得ることができるサービスとなっています。
イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップデート「The Merge」は、イーサリアムで採用されているコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」へと移行する大型アップグレードであり、このアップグレードでハードフォークが発生した場合には現在のETHが「PoS版ETH(ETHS・ETHPoS)」と「PoW版ETH(ETHW・ETHPoW)」に分裂する可能性があると言われています。
ハードフォークで新通貨「PoW版ETH(ETHW・ETHPoW)」が誕生した場合の新通貨付与方針は、取引所やサービスによって違いがあるものの、BitLendingは今回の発表の中で『ハードフォークが起こり、新しくフォークされたチェーンにおいて新規暗号資産が発⽣した場合、BitLendingではフォークされた暗号資産のサポートと付与を実施する予定です』と説明しています。
また、BitLendingに貸し出し中のイーサリアム資産には、アップデート時・アップデート前後も通常と変わることなく貸借料が発⽣するとのことで、『⾃動的にPoSのイーサリアムチェーンに統合されレンディングが継続する』とも説明されています。
ただし、アップデート実施に伴い、日本時間2022年9月14日正午には「新規貸出受付」と「返還対応」が一時的に停止されるとのことで、『新暗号資産のサポートと付与の対象となるのは日本時間2022年9月14日正午時点での着金完了分になる』と説明されています。受付再開日時はアップデート完了後に「BitLendingのTwitterアカウント」などで報告されることになっています。
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