ゲームやキャラクターグッズの開発・販売を行う国内ゲーム大手「コナミデジタルエンタテインメント」は2022年10月13日に、WEB3やメタバースなどの新しい体験を提供するサービス展開に向けて「システム構築」や「サービス開発」などの人材を幅広く募集することを発表しました。
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ゲーム内NFTを取引できるサービス展開を予定
コナミデジタルエンタテインメントは2022年10月13日に、WEB3やメタバースなどの新しい体験を提供するサービス展開に向けて「システム構築」や「サービス開発」などの人材を幅広く募集することを発表しました。
同社は「ブロックチェーン技術を活用した独自の流通基盤でゲーム内NFTをプレイヤー同士で取引できるサービス」の展開を予定しているとのことで、体制をさらに強化して事業を加速させるために「基盤開発部門・制作運営部門・制作支援部門」という3つの部門で以下のような人材を募集すると説明されています。
【基盤開発部門】
システムエンジニア、プログラマー、プロジェクトマネージャー、ビジネスディベロップメント
【制作運営部門】
プロデューサー、ディレクター、プログラマー、デザイナー、プランナー、プロジェクトマネージャー
【制作支援部門】
法務、知的財産、財務経理
なお、コナミデジタルエンタテインメントが開発を進めているシステムは「コンピュータエンターテインメント協会」「日本オンラインゲーム協会」「モバイル・コンテンツ・フォーラム」が定めた『ブロックチェーンゲームに関するガイドライン』に準じた独自のデジタルアイテム流通基盤であると説明されています。
この『ブロックチェーンゲームに関するガイドライン』は2021年6月に制定が発表されたガイドラインであり、ブロックチェーンゲーム提供者に向けに「賭博罪等に該当する可能性に十分留意すること・過度な射幸性を有することがないようにすること・景品表示法を遵守すること」などの注意が促されているほか,「暗号資産やトークンの取引・管理などの懸念点」などについても言及されています。
コナミデジタルエンタテインメントは2022年1月に、アクションゲームシリーズ「悪魔城ドラキュラ」が35周年を迎えたことを記念して『KONAMI MEMORIAL NFT』と呼ばれるNFTを全世界向けに販売していましたが、今回の発表ではWeb3・メタバース・NFTなどに関連したサービスを展開していく予定であることが報告されているため、今後の新たな発表には注目が集まっています。
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