BTCウォレット「Bitkey」ベータ版テスト開始
ジャック・ドーシー氏が率いる決済サービス企業「Block」が、自己管理型のビットコインウォレットである「Bitkey」のベータ版テストを開始したことが明らかになりました。
Bitkey(ビットキー)は暗号資産取引所「Coinbase」や「Cash App」とも提携しているとのことで、2023年6月15日にはコインベースからの公式発表が行われています。
Coinbaseはセルフカストディの利用拡大に向けて「Block, Inc.」が作成した自己管理型ビットコインウォレット「Bitkey」と提携できることに興奮しています。お客様はまもなく、Coinbaseを通じて新規および既存のビットコインをBitkeyウォレットへ簡単に転送できるようになります。
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Coinbaseとの提携でBTCをより便利に
Coinbaseの公式発表によると、Bitkeyには「Coinbase Pay」の機能が統合されており、ビットコインを簡単に転送したり、Coinbaseの力を借りてビットコインを売買したりすることができると伝えられています。
また、Bitkeyには「モバイルアプリ・ハードウェアデバイス・リカバリーツール」のセットが含まれているとのことで、利用者は簡単にビットコインを所有・管理できるとも説明されています。
Bitkeyは2023年後半に一般公開される予定で、公開後はウォレット内でCoinbase Payを通じてBTCをシームレスに購入したり、Coinbaseで購入したBTCをBitkeyに移動させたりできるようになると報告されています。
Coinbaseの公式発表では、Bitkeyのミッションについて『自己管理における摩擦や不安を解消して、次の1億人が本当の意味でビットコインを所有・管理できるようにすること』と説明されており、『今回の提携はビットコイン経済の活性化に向けた重要な一歩である』ともコメントされています。
なお、BitkeyとCoinbaseが提供する機能は「アメリカ・カナダ・イギリス・ブラジル・オーストラリア」を含めた6大陸にわたる複数の市場で展開される予定で、将来的にはビットコインの売却や現地通貨との交換も簡単かつ安全に行えるようにする予定だと説明されています。
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