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ビットコイン価格「2万3,000ドル」まで下落する可能性:著名アナリストが予想

現在のBTCを「2015年・2019年の動き」と比較

Twitterで75万人以上のフォロワーを有する著名アナリストのベンジャミン・コーエン氏は2023年7月19日に「現在のビットコイン(BTC)は2015年と2019年に見られた動きと同じパターンを辿っている」との考えを語りました。

同氏は今回のツイートで「2023年のビットコインの投資収益率(ROI)を2015年と2019年の平均と比較したグラフ」を投稿した上で、『2023年のビットコインは依然として2015年/2019年の平均を忠実に追いかけている』と述べています。

「今回は違う」という意見が多いのは理解していますが、2023年BTCはまだ2015年/2019年の平均を忠実に追いかけています。

さらに同氏は一連のツイートの中で『2015年/2019年の平均の安値に達した場合、BTCは今年後半に2万3,000ドル(約320万円)まで下落することになる』ともコメントしており、2023年末の価格下落について警告しています。

ETH・ADAも2023年後半に下落する?

ベンジャミン・コーエン氏は時価総額ランキング上位に位置するイーサリアム(ETH)カルダノ(ADA)も同様に下落すると予想しているようで、19日には「ETH・ADAのROIを2023年と2019年で比較したグラフ」として、以下のような画像も投稿しています。

同氏は以前から「2023年末のビットコイン価格下落」を警告しており、今年3月には『BTC価格は2023年後半に大幅下落し、パニック売りを誘発する』との予想を語っていました。

しかし、同氏は長期的にはBTC価格が上昇すると見ており、「FRBの金融政策が2024年に変更されると仮想通貨市場は強気に転じ、ビットコインにも強気相場が訪れる可能性が高い」との考えを語っています。

最近では様々なアナリストやトレーダーからビットコイン価格予想が語られており、先日はS2Fモデルを用いた価格予想で知られるPlanB氏が「BTC価格は2024年の半減期に4万ドル〜5万ドルになる可能性がある」と予想しています。

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