BTCの記載は「削除されていないだけ」との報告
仮想通貨コミュニティで注目を集めていた「Teslaがビットコイン決済を再開する可能性がある」という噂が誤りであることが明らかになりました。
今回の噂は、Tesla公式サイトの支払いページのソースコードに「Apple Pay」や「Bancontact」に並んで「ビットコイン」の記載が見つかったことが発端となっています。
速報:
テスラはウェブサイトにおける支払いのためのコードにビットコインを追加しました。
これを受けてコミュニティでは「テスラはビットコイン決済を再開するのではないか?」との期待が高まっていましたが、仮想通貨ジャーナリストのコリン・ウー氏は2023年7月20日のツイートで『検証の結果、ビットコインとドージコインの文字は2023年1月時点で既にソースコードに存在していたということが判明した』と報告しています。
コリン・ウー氏はこれに続ける形で『テスラは以前ビットコイン決済を廃止した際にこのコードを削除しなかったようだ』とコメントしています。
コミュニティでは「Teslaが支払いページのソースコードにビットコインとドージコインを追加した」という噂がありました。
しかし、検証の結果ビットコインとドージコインは2023年1月時点ですでにソースコードに存在していたことが判明しました。
テスラは以前ビットコイン決済オプションを廃止した際にこのコードを削除しなかったようです。
BTC決済一時停止の発表はこちら
将来的にはビットコイン決済再開の可能性も?
Tesla公式サイトのソースコードに記載されているビットコインの内容は削除されていなかっただけであることが報告されていますが、依然として仮想通貨コミュニティでは「Teslaのビットコイン決済再開」に期待する声が多数あがっています。
テスラがビットコイン決済を停止した主な理由は「地球環境への悪影響」であり、2023年第2四半期の収益報告書では「テスラのBTC保有額が変化していないこと」も報告されています。
テスラのBTC保有額が変化していないということは「テスラは保有BTCを一切売却していない」ということを意味します。
また、イーロン・マスク氏は”BTC決済一時停止”の発表時に『持続可能エネルギーでマイニング・取引が行われるようになれば、再びビットコインを取引に使用する予定』とも語っていたため、将来的にはBTC決済が再開される可能性があります。
今回注目を集めた「ビットコイン」の記載は以前から存在するものであるため、近日中にBTC決済が再開される可能性は低いと考えられますが、ビットコインの記載が削除されていないことを考えると、BTC決済の再開は現在も視野に入れられていると予想されます。
最近ではDOGE専用ページも用意