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宇宙開発企業SpaceX「保有するビットコイン売却」の噂

BTCで「3.73億ドルの評価損」との報道

イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業「SpaceX」が、保有していた仮想通貨を売却した可能性があるとの話題が注目を集めています。

これは「The Wall Street Journal」が2023年8月17日に報じた内容に基づくもので、一部のメディアでは「SpaceXが3.73億ドル相当のビットコインを全て売却した」といった報道もなされています。

WSJはSpaceXの財務状況を知ることができる貴重な資料を入手したとのことで、この資料には「SpaceXが2021年と2022年に保有していたビットコインの総評価額が3.73億ドル(約542億円)減少したこと」や「その仮想通貨を売却したこと」が記されているとのことです。

ただし、非上場企業であるSpaceXの財務情報を入手することは困難で、今回の報道内容の証拠は公開されておらず、売却された時期や金額などの詳細も記されていないため、”一連の報道内容は信憑性に欠ける内容である”との指摘も出ています。

ビットコインを支持するイーロン・マスク氏

イーロン・マスク氏は2021年7月に開催されたビットコイン関連イベントで「SpaceXがビットコインを保有していること」を明かしていましたが、具体的な保有枚数などの詳細は明らかにされていませんでした。

なお、同氏はこの時に「価格を吊り上げて売り抜けるというようなことは絶対に考えていない」とも語っており、「ビットコインには成功して欲しいと思っている」とも述べていました。

イーロン・マスク氏はビットコインドージコインなどの仮想通貨を支持していることでも知られており、今年6月にはTeslaの公式サイトに「ドージコインの専用ページ」が追加されたことなども報告されています。

同氏は数年前から仮想通貨を強く支持しており、Twitterが「X」に切り替わった際にもプロフィールの位置情報に「D」の文字を表示させるなどの遊び心を取り入れていたため、仮想通貨を支持する姿勢は変わっていないと考えられます。

なお、イーロン・マスク氏は2023年8月17日の投稿で、日本に到着したことも報告しています。

素晴らしい国🇯🇵日本🇯🇵に到着しました

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WSJ報道