Grab「Polygon対応のWeb3ウォレット」を追加
Uber(ウーバー)の東南アジア版ともいわれる人気の配車アプリ「Grab(グラブ)」が、最近のアップデートでWeb3ウォレットの機能を追加したことが明らかになりました。
Grab(グラブ)は、タクシー・配車サービス・フードデリバリー・食料雑貨の購入など様々な機能を備えた東南アジアで人気の多機能アプリであり、ユーザー数は1億8,000万人を超えるとも報告されています。
報告によると、Grabは暗号資産を保管・管理できる「Web3ウォレット」の機能を新たに追加したとのことで、現在はPolygonのブロックチェーンをサポート、ウォレットとNFTに関するガイダンスが用意されていることも明らかにされています。
速報:Uberのような機能を持つ東南アジア最大のアプリ「Grab」が、Web3暗号資産ウォレットを追加。Grabのユーザー数は1億8,000万人で、現在はシンガポール地域で使用できることが示されています。
今はPolygonウォレットがサポートされており、ウォレットとNFTに関するガイダンスのコンテンツが用意されていることが示されています。写真は @0xjaypeg から。WuBlockchainが確認。
サポートされているPolygonとは?
暗号資産・トークンの保管・管理・送受金などが可能
Grab公式サイト「利用規約:Web3ウォレット」のページに記載されている情報によると、Web3ウォレットでは暗号資産やトークンを保管・送信・受信・転送・追跡・管理できるとのことです。
また、GrabPayウォレットで管理される法定通貨やクレジットとは別でトークンを管理する仕組みが採用されているとも説明されています。
ウォレットでは、プライベートキーではなく「PINパスワード」が使用され、アカウントの復元には質問と回答が使用されると報告されているため、仮想通貨に詳しくない人でも簡単に利用できると予想されます。
なお、このWeb3ウォレットでは発表時点でバウチャーとデジタルコレクションを含む2種類のデジタル資産のみがサポートされているとのことですが、現在は保管できるデジタル資産の種類を拡大することが検討されているとも伝えられています。
今回追加されたWeb3ウォレットは「シンガポールで利用可能な新機能」だと伝えられていますが、Grabは東南アジアで高い人気を誇るサービスであるため、暗号資産普及などにもつながる可能性があると期待されています。
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(Grab発表)