ビットコインはここから回復できるのか?著名アナリストの価格予想
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現在のBTCは2015年〜2016年の動きに似ている?
仮想通貨アナリストのミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は2023年9月15日に公開したYouTube動画の中で「現在のビットコイン(BTC)は2016年の半減期前に見られた2015年のパターンを繰り返している可能性がある」との見解を示しました。
ビットコインの次の半減期は2023年4月頃に訪れると推定されていますが、BTC価格は今年7月に32,000ドル(約473万円)付近まで上昇した後に下落しており、記事執筆時点では25,000ドル(約370万円)付近で推移しています。
2020年9月7日〜2023年9月16日 BTC/USDの週足チャート(画像:TradingView)
2016年7月の半減期前にはビットコイン価格が400ドル付近で数ヶ月間停滞する動きが見られていましたが、ミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は「現在のBTCは2015年末〜2016年5月頃に見られたパターンに似ている」ということを指摘しています。
現在のBTCは美しいレンジを構築していることがわかります。これは2015年に見られた値動きと非常によく似ています。2015年のチャートを見てみましょう。この時も長い間横ばいのレンジが形成されていましたが、半減期前の上昇が起きるまでそれを突破することができませんでした。
2013年5月20日〜2016年12月26日(画像:TradingView)
なお、2016年の半減期では「2016年7月の半減期前にBTC価格が大幅に上昇して半減期後に急落する」という動きが見られています。
2016年7月の半減期のタイミングでは当時の過去最高値を超える上昇は見られませんでしたが、その後は数ヶ月間をかけて価格が上昇、2017年12月には20,000ドル付近まで価格が高騰しています(2016年半減期時点の価格は650ドル程度)。
2016年2月29日〜2018年2月5日 BTC/USDの週足チャート(画像:TradingView)
半減期前に45,000ドルまで回復する可能性
ミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は今回の動画の中で「ビットコインにとって重要なのは200週EMAのサポートを維持することである」と述べており、現在のBTCがその重要ラインを上回っていることも説明しています。
このように語る同氏は、ビットコインが今後レンジの高値を再テストして上昇する可能性を指摘しており、「ビットコイン価格が半減期前に45,000ドル(約665万円)まで上昇しても驚かない」と語っています。
一方、ビットコインが200週EMAを再テストする可能性は低いと考えられるため、重要なレベルを上回ることができれば、今後も価格上昇の勢いが続く可能性があると考えられています。
なお、具体的なエントリーポイントや重要なレジスタンスラインとしては以下のような価格帯が挙げられています。
【ロングエントリーポイント】
・26,300ドル(約388万円)
・25,900ドル(約382万円)
・25,600ドル(約378万円)
【重要なレジスタンスライン】
・27,800ドル(約411万円)
同氏は2023年6月28日に公開したYouTube動画の中で「ビットコイン価格は2024年の半減期に向けて最大15倍にまで上昇する可能性がある」との予想も語っています。
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(YouTube動画)