ビットコイン新時代の幕開け「Taproot Assets」でステーブルコイン発行可能に
Taproot Assets:メインネットアルファ版リリース
Lightning Labs(ライトニングラボ)は2023年10月18日に、ビットコインのブロックチェーン上でステーブルコインやその他の資産を発行できるようにする新しいプロトコル「Taproot Assets」のメインネットアルファ版をリリースしたことを発表しました。
ライトニングラボは、ビットコイン(BTC)関連技術を開発している企業で、少額のBTCを安い手数料で瞬時に送金できるレイヤー2技術「Lightning Network」などの開発を行なっています。
Taproot Assets(タップルート・アセッツ)は、以前まで「Taro」という名称で開発が進められていたプロトコルであり、ビットコインのブロックチェーン上でステーブルコインやその他の資産を発行・管理・探索できるようになると説明されています。
ビットコインをマルチアセットネットワークに
今回リリースされた「Taproot Assets v0.3」は、オンチェーンでメインネットアセットを発行・管理・探索するための完全なツールセットを提供するもので、近日中にはライトニングもサポート、最終的にはビットコインを様々な資産を取引できる「マルチアセットネットワーク」にすると報告されています。
ビットコインネットワークでのトークン発行を可能にする「Bitcoin Ordinals」では、取引増加に伴う取引手数料の高騰などが問題視されていますが、「Taproot Assets」のオンチェーントランザクションはミント時の1回だけで、取引やデータ保存は全てオフチェーンで行われるため、手数料高騰などの問題も起こりづらいとも伝えられています。
「Lightning Labs」の開発ディレクターであるライアン・ゲントリー氏は『今回のリリースはビットコインの新時代の幕開けを意味する』と述べており『この新時代には世界中の様々な通貨がタップルート資産として発行され、世界中の外国為替取引がライトニングネットワーク上で瞬時に決済されることになると信じている』と語っています。
BTC関連の注目記事はこちら
(Lightning Labs発表)
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