OpenSea Proがマルチチェーン対応を発表
OpenSea(オープンシー)が今年4月に公開したNFTマーケットプレイスアグリゲーターである「OpenSea Pro」は2023年11月3日に、OpenSea Proがポリゴン(Polygon/MATIC)のネットワークに対応したことを発表しました。
OpenSea Proは、複数のNFTマーケットプレイスの情報を集約してユーザーに提供する「アグリゲーター」と呼ばれる種類のサービスであり、OpenSeaを含めた170以上のNFTマーケットに掲載されているNFT情報をまとめて確認することができるようになっています。
今回の発表では、このプラットフォームが複数のブロックチェーンネットワークに対応したことが報告されており、これによってユーザーは「複数のNFTマーケット・複数のブロックチェーン」を横断してNFTを売買・出品することができるようになったと説明されています。
OpenSea Proが「Polygon」に対応しました!?
マルチチェーン対応はいつ?今です。OpenSea Proは、マーケットプレイスやブロックチェーンを横断してNFTを売買・出品できる場となりました!
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OpenSea Proは記事執筆時点で「Ethereum」と「Polygon」に対応しているため、ユーザーは公式サイト内にあるチェーン選択ボタンで、希望するネットワークを選ぶことによって、そのネットワークのNFTのみを表示させることができます(全ネットワークの一覧表示も可能)。
また、OpenSea Proは日本語を含めた複数の言語にも対応しているため、英語が苦手な方でも気軽に利用することが可能です。
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ブリッジ&スワップ機能も追加
今回の発表では、新しく「ブリッジ&スワップ機能」が追加されたことも報告されています。
この機能を利用すれば、簡単な作業でトークンを別のチェーンにブリッジして、異なるチェーン上のトークンへと交換することができるとのことで、この機能は相互運用性プロトコルである「Socket」の力で実現されていると説明されています。
ブリッジングはもはや長い冒険ではありません
最初のクロスチェーンスワップは数クリックで完了します。新しいブリッジ&スワップ機能は一石二鳥の機能です。単一のフローでトークンを他のチェーンにブリッジし、異なるチェーンに交換することができます。これはSocketの協力によって実現しています。
OpenSea Proは一連の投稿の中で『Web3の未来はマルチチェーンである』と述べており、OpenSea Proは今回のPolygonネットワーク対応によってそのビジョンを加速させる第一歩を踏み出したとコメントされています。