「Astar zkEVM」の導入検討を開始
暗号資産を活用したNFTゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』を運営している「Mint Town」は2023年11月21日に、Astar Network(ASTR)を運営する「Stake Technologies」と戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
『キャプテン翼 -RIVALS-』は、日本の人気サッカーマンガ「キャプテン翼」のキャラクターが登場するNFTゲームであり、ゲームで遊びながら仮想通貨を稼ぐことができる「Play-to-Earn」の仕組みも採用されています。
このゲームでは、ゲーム内通貨である「TSUBASAUT」やガバナンストークンである「TSUGT」も発行されており、TSUGTは「Gate.io、KuCoin、MEXC」などの暗号資産取引所にも上場しています。
今回の提携はWeb3のマスアダプション(一般普及)を目的としたものであるとのことで、『キャプテン翼 -RIVALS-』をはじめとするWeb3ゲームタイトルでAstar Networkの「Astar zkEVM」の導入検討を開始したと報告されています。
Astar zkEVMは、ゼロ知識証明と呼ばれる技術を活用したチェーン開発キット「Polygon CDK」を用いて開発されたAstar Networkの新ブロックチェーンであり、Web3が直面する一般的な問題点(クレジットカード決済・ユーザーが負担する手数料の撤廃・ウォレットの操作や秘密鍵の管理の複雑さの解消)の解決を目指しています。
Mint Townは今後、AstarとPolygonエコシステムの支援を受けながら、国内外でのマーケティング活動とコミュニティ形成を加速させることを目指していくとのことです。
なお、Mint Townは今月17日に、大手暗号資産取引所「OKX」が運営する「OKX Ventures」との間でWeb3のマスアダプションを目的としたパートナーシップを締結したことも発表しています。
TSUGTは300%以上の価格上昇
『キャプテン翼 -RIVALS-』のガバナンストークンであるツバサガバナンストークン(TSUGT)は、今月14日に日本の暗号資産取引所「ビットポイント」にも上場しており、記事執筆時点では2023年10月8日以降で300%以上価格上昇していることも報告されています。
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