ビットコインキャッシュ(BCH)のワールドカップ(W杯)ゲームアプリがGoogle Playでリリースされました。『Bitcoin Cash Football』と呼ばれるこのゲームは、サッカー選手やチームを育成し、BCHを使って購入・売買などを行うことができます。
Bitcoin Cash Footballとは
ワールドカップ優勝を目指してチームを育成
Bitcoin Cash Footballは、2018年FIFAワールドカップをより一層楽しむことができるゲームです。
Mobtwoという開発者チームによって作成されたこのゲームは、世界中のプレイヤーに挑戦することができるオンラインマルチプレイヤーゲームであり、サッカー選手の育成や購入・販売だけでなく、スタジアムなどのような施設の購入などもできるようになっています。
サッカー選手やスタジアムの他にも複数のアイテムなどを購入して有望なサッカー選手を育成することで、W杯優勝を目指す、本格的かつリアルなゲームとなっています。
Bitcoin Cash(BCH)がゲーム内通貨
ビットコインキャッシュ(BCH)をゲーム内通貨として採用しているこの新しいアプリでは、新しいスタジアムやトレーニング場をBCHで購入したりアップグレードすることができるだけでなく、他のプレーヤーに選手を販売してBCHを得ることもできます。また試合に異議を申し立てることもできるようになっており、勝者にはBCHが支払われます。
プレイヤーは、カップ競技やリーグに参加することで毎週の賞品として、実際のビットコインキャッシュを獲得することができます。ゲーム内のBCHは外部ウォレットに引き出すこともできるため、無料でゲームをプレイしている場合でも、努力次第では、カップやリーグで優勝し、プレーヤーを育成・販売することで実際にBCHを稼ぐこともできます。
2種類のゲームモード
ゲーム内では『プレーヤーモード』と『マネージャーモード』という2種類のゲームモードが用意されているため、プレイヤーは自分の好きなモードを選択して遊ぶことができます。また、一度選択した後でもゲームモードをいつでも切り替えることができるため、プレーヤーは監督と選手の両方としてゲームを楽しむことができます。
プレイヤーモード
プレイヤーモードでは、アパートなどのような選手に関連する様々なアイテムを購入することができるようになっており、有望なサッカー選手をに育て上げるために各選手の生活を管理することができます。
アパートのほかには飛行機やメイドを購入したり、仮想株式や債券を購入したりするなど、さまざまな選択肢を自分のキャリアの中で行うことができます。また、レクリエーション活動以外にも、選手たちはクラブマッチで競い合うことも可能です。
マネージャーモード
マネージャーモードでは、ユーザーは他のマルチプレーヤーユーザーと一緒にプレーヤーを購入・販売することができます。この他にも、スター選手を募集し、ワールドカップで競うために役立つスタジアムをアップグレードすることもできます。
もし望むのであれば、10人のディフェンダーでプレイすることもできますが、このゲームは非常に柔軟で現実的なマッチエンジンを搭載しているため、通常は非常に優秀な10人のディフェンダーで挑んだとしても、おそらく実際には試合で勝利することはできないでしょう。
またこのゲームは様々な面でリアルに作られているため、もし試合へのエントリーが遅れてしまった場合などには別の週に開催される試合まで待たなければならないため注意が必要です。
ゲームの対応端末
このアプリは、現時点ではAndroidユーザーのみが利用できるようになっています。十分なニーズがあった場合には、『Webバージョン』も利用できるようになるかもしれないものの、残念ながらiOS版のリリースは予定されていないとのことです。
開発者によると”iOSは仮想通貨に厳しい姿勢をとっている”という判断から、開発中にプラットフォームを除外することがチーム内で決定されたとのことです。
『iOS版は作成していないのか?』というユーザーからの問いに対して開発者は次のように回答しています。
iOSは仮想通貨に対して友好的ではないので、私たちはAndroidを選んだのです。
十分なニーズがあった場合には、ネット版を構築することを検討しています。
iOS端末しか持っていないという方には少し残念ですが『ウェブバージョン』がリリースされればブラウザ上で利用できるようになるかもしれないので、今後ニーズが高まることに期待しておきましょう。
以下にGoogle playの『Bitcoin Cash Football』ダウンロードページのリンクを載せているので、興味のある方はそちらからインストールしてみてください。また公式サイトのURLも一緒に掲載しているので、詳細が気になる方はこちらをチェックしてみるといいでしょう。
ダウンロード:play.google.com
ウェブサイト:BitcoinCashFootball.com
ブロックチェーンに魅了されるサッカー選手たち
サッカーゲームに仮想通貨が統合されている一方では、ワールドカップで世界を沸かせたサッカー業界のスターたちが、続々と仮想通貨の世界に参加しています。
リーガMX・CFパチューカに所属する日本代表の本田圭佑(ほんだ けいすけ)氏や、サッカー界のレジェンドと呼ばれる元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ(Luís Figo)氏、バイエルン・ミュンヘンに所属するコロンビア代表のハメス・ロドリゲス(James David Rodríguez Rubio)選手といった数々の有名選手が発表した、独自の仮想通貨やブロックチェーンプロジェクトを、「Cryptocurrency×Football Player」と題しまとめて紹介していますので、こちらの記事一緒にご覧ください。
仮想通貨×サッカーまとめはこちら
DAppsのコードが学べるゲーム|CryptoZombies(クリプトゾンビーズ)
仮想通貨関連のゲームはこのほかにも数多くリリースされていますが、中にはDApps(分散型アプリケーション)の開発方法などを学ぶことができるゲームなども公開されています。
CryptoZombies(クリプトゾンビーズ)と呼ばれるこのゲームは、イーサリアム(ETH)上でゲームを開発する方法を学ぶための、無料のオンラインレッスンを提供しています。このゲームでは『Solidity』と呼ばれるスマートコントラクトを実装するための高水準なコントラクト指向言語を初心者でも学べるように作られているため、ブロックチェーン関連のコーディングが初めての方でも安心して基礎から楽しく学ぶことができます。
見事に最後までレッスンを終えることができればボーナスが与えられます。また、すべてのレッスンを完了してDAppを稼働した後は、コードを学びながら作成したゾンビ軍団を競技場に用意して他のプレイヤーのゾンビ軍団と戦うこともできます。
CryptoZombiesの公式サイトでは『コードの学習が半分、MMO暗号戦略ゲームがもう半分で、全体が成り立っている』と説明されています。
CryptoZombies(クリプトゾンビーズ)の詳細はこちら
仮想通貨関連のゲームは通貨自体の流動性も高めることができるため、ユーザーが増加することで通貨自体の価値が高まることも期待されています。今回紹介したゲーム以外にも魅力的なゲームは数多く公開されているので、お気に入りのゲームを探してみてください。