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運用資産1兆ドル超えのフランクリン・テンプルトン「BTC・ETH・SOL」などに期待感

デジタル資産調査チームが仮想通貨にコメント

現物ビットコインETFを提供していることでも知られる米大手資産運用会社「フランクリン・テンプルトン」のデジタル資産調査チームは2024年1月18日に、X投稿を通じて暗号資産やブロックチェーンに関する見解を語りました。

フランクリン・テンプルトンは、グローバルに展開する独立系の資産運用会社グループであり、2023年11月末時点の運用資産額は1兆5,500億ドル(約230兆円)と報告されています。

今回の見解は複数の投稿を通じて語られたものであり、暗号資産・ビットコイン・イーサリアム・ソラナなどについて以下のようなコメントが投稿されています。

暗号資産(仮想通貨)について

暗号資産(仮想通貨)については「暗号資産はインターネットが人々に情報を提供するようになったように、経済的なやり取りの方法を改善しつつある」とコメントされており、投資や構築を通じて暗号資産業界をリードして行く方針が語られています。

暗号資産はインターネットが情報を提供したように、私たちが互いに金融面でやり取りする方法を改善しつつあります。

私たちは投資と構築を通じてこの未来の発展に参加し、リードしていくつもりです。

ビットコイン(BTC)について

ビットコイン(BTC)については「ビットコインのOrdinalsとレイヤー2ソリューションは無視すべきではなく、これらはBTCの経済的なセキュリティ問題を解決し、価値の保存手段としてのBTCの有用性を高めるために不可欠である」とコメントされています。

OrdinalsとはビットコインNFTとしても知られるビットコイン上で発行されるトークンのことであり、ビットコインの代表的なレイヤー2ソリューションには、高速かつ低コストな少額送金を可能にする「ライトニングネットワーク」などがあります。

ビットコインの「Ordinals」と「レイヤー2ソリューション」は無視すべきではありません。

これらはビットコインの経済的なセキュリティ問題を解決し、価値の保存手段としてのBTCの有用性を高めるために不可欠です。

イーサリアム(ETH)について

イーサリアム(ETH)については「ETHとイーサリアムエコシステムの発展に期待している」とコメントされています。

同社は「イーサリアムにはエコシステムを活性化させる多くの追い風が吹いている」と述べており、レイヤー2の取引手数料を大幅に削減する「EIP-4844」や、データを効率的に分散してネットワークの負荷を軽減するデータ保存の代替手法「Alt DA」などをあげています。

私たちはETHとイーサリアムエコシステムに期待しています。私たちは最近経験した中年の危機にもかかわらず、イーサリアムにはエコシステムを活性化させる多くの追い風が吹いていて、明るい未来が待っていると考えています。

– EIP-4844
– Alt DA(代替データ可用性)
– コミュニティ復興
– 再ステーキング

ソラナ(SOL)について

ソラナ(SOL)については「2023年第4四半期にSolanaでみられた全ての活動に感銘を受けた」とコメントされています。

感銘を受けた具体的な活動としては、物理的なインフラネットワークを分散型で構築する「DePIN」、分散型の金融システムである「DeFi」、複数銘柄の価格高騰で注目を集めている「ミームコイン」、ソラナの性能を大幅に向上させるバリデータクライアント「Firedancer」などが挙げられています。

ソラナでは「単一のアトミック・ステート・マシン」というアナトリー氏のビジョンが、情報の非対称性を低下させる分散型ブロックチェーンの強力なユースケースであると私たちは考えています。

2023年第4四半期にSolanaでみられた全ての活動に感銘を受けました。
– DePIN
– DeFi
– ミームコイン
– NFTイノベーション
– ファイアダンサー

その他のレイヤー1について

フランクリン・テンプルトンのデジタル資産調査チームは「BTC・ETH・SOL以外のL1にも大きな可能性がある」とも述べており、そのようなL1ネットワークの成長・成熟を引き続きサポートし続けていくともコメントしています。

また、同社は「私たちはブロックチェーンの手数料や性能が向上するにつれて、解放される潜在的な利用ケースが飛躍的に増大していくと信じている」とも語っています。

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