ワールドコイン(Worldcoin/WLD)の虹彩スキャン装置「Orb」の新しいデバイスが、Apple製品風のデザインを採用したより親しみやすいものへとアップグレードされることが明らかになりました。
TechCrunchの報道によると、Orbを開発したIT企業「Tools for Humanity」の共同創設者兼CEOであるアレックス・ブラニア氏は、よりフレンドリーに見えるよう新しい色と形状を採用した新しいOrbが2024年前半にリリースされることを明かしたと報じられています。
Orb(オーブ)は、各個人の眼球をスキャンしてそれぞれの虹彩の特徴をデジタルコードに変換することによって個人を識別できるようにするボール状の生体認証装置で、この装置で虹彩スキャンを行うことで「World ID」を発行することができるようになっています。
World IDは「Minecraft、Reddit、Telegram」などといった様々なサービスにアクセスする際のIDとして使用できる他、WLDトークンによる報酬を獲得することもできるようになっています。
Orbは既に日本国内でも多数設置されていて、昨年末にはカンバンクラウド株式会社から「World ID認証拠点の全国展開へ向けて、国内事業パートナーの募集を開始したこと」も発表されているため、今後はOrb設置場所もさらに拡大していくことになると予想されます。
なお、ワールドコインの公式サイトによると、2024年1月26日時点では合計約314万人がワールドコインにサインアップしたと報告されています。
こちらの記事もあわせてどうぞ