PayPal・OpenAIなど大手企業との提携を計画
ワールドコイン(WLD)の開発会社である「Tools for Humanity」が、PayPalやOpenAIなどの大手企業との提携を計画していることが「Bloomberg」の報道で明らかになりました。
Bloombergの報道によると、Tools for Humanityはテック業界の大手企業と提携することを目指しているとのことで、決済大手であるPayPal(ペイパル)や、ChatGPTの開発で知られるOpenAI(オープンAI)との提携も視野に入れていると伝えられています。
提携の詳細はまだ不明で、具体的な計画はまだ出ていないようだと報じられているものの、PayPalやOpenAIと提携することによって、ワールドコインの技術インフラを強化し、世界市場における技術採用を大幅に拡大できる可能性があると期待されています。
「Tools for Humanity」の会長兼共同創設者であるサム・アルトマン氏は「OpenAI」の共同創業者兼CEOでもあるため、今後の詳細発表などには注目が集まっています。
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プロジェクト展開を加速させるWorldcoin
ワールドコインは世界最大規模のID基盤と金融ネットワークを構築して、世界中の人々が参加できる大規模なネットワークを構築することを目指している仮想通貨プロジェクトであり、虹彩スキャンによる生体認証装置を用いて「World ID」と呼ばれる”人間であることを証明するID”を発行しています。
Worldcoinは「World ID」を保有しているユーザーに対して仮想通貨WLDを無料配布するユニバーサル・ベーシックインカムの取り組みを進めていることでも知られていますが、最近では「World Chain」と呼ばれるレイヤー2ブロックチェーンをリリースする計画も発表されています。
World Chain(ワールドチェーン)は、イーサリアムを基盤としたワールドコイン独自のレイヤー2ブロックチェーンであり、2024年夏にリリースする予定だと報告されています。
また今月23日には、Worldcoinのネットワークの成長を促進することを目的として、米国の機関投資家向けにWLDトークンを販売する計画も発表されているため、今後はトークン販売などを含めた大手企業との提携が発表されていく可能性があると期待されています。
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