【重要】Zaif(ザイフ)一部ユーザーから「口座管理維持手数料」徴収へ
取引時確認事項が未入力者から手数料徴収
Zaif(ザイフ)は2024年7月12日に、取引時確認事項が未入力となっているユーザーから口座管理維持手数料を徴収する方針を発表しました。
口座管理維持手数料は税込250円で、毎月1日0時時点の保有残高をもとに手数料を計算し、同月15日に対象者の残高から差し引かれる予定となっています。
なお、手数料は日本円の引き落としが優先され、不足する場合は同社が任意に定める暗号資産を前月末終値で日本円に換算し引き落とされる形となります。
残高が250円に満たない場合はその残高が上限として徴収されるとのことで、各月の14日23:59までに取引時確認事項の入力を完了すれば、手続き月以降は口座管理維持手数料の徴収は行わないとのことです。
口座管理維持手数料徴収の概要
口座管理維持手数料の徴収は2024年8月15日から開始される予定で、具体的には以下のような個人・法人ユーザーが徴収の対象になると説明されています。
- 「犯罪による収益の移転防止に関する法律」で定められている取引時確認事項「職業」「取引目的」が未入力の個人ユーザー
- 「犯罪による収益の移転防止に関する法律」で定められている取引時確認事項「事業内容」「取引目的」「実質的支配者の本人情報(氏名・住所・生年月日)」が未入力の法人ユーザー
口座管理維持手数料の徴収対象になっているかどうかは、Zaifログイン後のトップ画面から確認することが可能で、ログイン後の画面上部に赤帯で基本情報に未入力の項目がある旨のメッセージが表示される場合は、口座管理維持手数料の徴収対象である可能性があるとされています。
口座管理維持手数料の徴収対象となる場合はログイン後の画面上部に赤帯のメッセージが表示される(画像:Zaif)
赤帯のメッセージが表示されている場合は、FAQの内容に沿って未入力情報の確認及び基本情報の更新を行う必要があるため、早めに確認・更新を行なっておくことが重要です。
なお、取引時確認事項が未入力のユーザーは、以下のスケジュールで一部取引が制限されるとも説明されています。
日程 | 取引制限の内容 |
2024年7月26日(金) | 日本円出金申請の停止 |
2024年7月31日(水) | 暗号資産出金申請の停止 |
2024年8月15日(木) | 取引時確認事項 未入力に対する初回手数料徴収 |
こちらの記事もあわせてどうぞ