ビットコイン(BTC)を購入し続けている東証上場企業メタプラネットは2024年8月20日に、5億円相当のビットコインを追加購入したことを発表しました。
今回の購入は、同社が今年8月に実施した総額10億円の資金借入で調達した資金を用いて実施されたもので、今月13日にも5億円相当の追加購入が実施されていたため、今回の購入で10億円相当のビットコイン購入は完了したと報告されています。
なお、この資金はメタプラネットの主要株主である「MMXX ベンチャーズ・リミテッド」から借り入れたもので、借入利率は年利0.1%、借入期間は借入実行日から6か月間、返済方法は一括とされています。
今回購入されたビットコインの枚数は「57.273 BTC」で、1BTCあたりの平均購入価格は「8,730,117 円」、これによって同社が保有するビットコイン全体の保有枚数・平均購入価格・購入総額は以下のように変化したと報告されています。
ビットコイン保有枚数 | 360.368 BTC |
平均購入価格 | 9,573,556 円/1 BTC |
購入総額 | 34億5,000万円 |
なお、メタプラネットは今月6日に「ビットコインの追加購入を主な目的として100億規模の資金調達を実施すること」を発表しており、その中の85億円はビットコイン購入充てる予定と説明されていたため、今後はさらに巨額のBTC購入が行われていくことになると予想されます。
記事執筆時点のビットコイン価格は約886万円であるため、現時点でメタプラネットは約2億5,000万円ほどの含み損を抱えてる状態となっていますが、今回の追加購入で平均購入価格は下がっているため、今後BTC価格が上昇すれば大きな含み益に転じることになると予想されます。
なお、メタプラネットは先月末にHosekiが提供する残高認証サービス「Hoseki Verified」を導入しているため、現在は「こちらのページ」でもメタプラネットが保有するBTC数量を確認することができます。
メタプラネット・BTC関連の注目記事はこちら
Souce:メタプラネット公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用