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ビットコイン買い増しが止まらない|MicroStrategyの「資金調達&追加購入」報告

10億1,000万ドルの資金調達を実施

ビットコイン(BTC)を購入し続けていることで知られるMicroStrategy(マイクロストラテジー)は2024年9月20日に、ビットコインの追加購入などに向けて10億1,000万ドル(約1,450億円)の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達は2028年満期となる年利0.625%の転換社債を発行して行われたもので、適格機関投資家を対象として私募を行い、マイクロストラテジーのクラスA株式の9月17日時点の価格に対して約40%のプレミアムが設定されたと報告されています。

調達資金から手数料などを差し引いた純収益は約9億9,740万ドル(約1,434億円)で、この資金は2028年満期の担保付き社債の返済に充てられた後、追加のビットコイン購入やその他の企業目的で使用される予定だと説明されています。

マイクロストラテジー、10億1,000万ドルの転換社債を0.625%の利率と40%の転換プレミアムで発行完了

平均約888万円で「7,420 BTC」を追加購入

マイクロストラテジーは2024年9月20日に、約4億5,820万ドル(約660億円)の資金を用いて7,420BTCを追加購入したことも報告しています。

今回の購入されたビットコインの平均購入価格は1BTCあたり61,750ドル(約888万円)で、この追加購入によってマイクロストラテジーのBTC保有枚数は合計252,220 BTCになったと説明されています。

マイクロストラテジーは約4億5,820万ドルを用いて1ビットコインあたり61,750ドルで7,420 BTCを購入し、四半期ベースで5.1%、年初来で17.8%のビットコイン利回りを達成しました。

当社は2024年9月19日時点で252,220 BTCを保有しています。取得額は約99億ドル、1ビットコインあたりの平均取得価格は約39,266ドルです。

マイクロストラテジーはビットコイン価格の上昇・下落に関係なくBTCを購入し続けているため、価格下落時は含み損を抱えた状態となっていました。

しかし、ビットコイン価格は記事執筆時点で62,948ドル(約905万円)まで上昇しているため、現在は約60億ドル(約8,630億円)の含み益となっています。

長期的に価格上昇し続けているビットコインは「価値の保存手段」として高く評価されており、現在もBTC投資戦略を採用する企業や組織は続々と増えてきているため、今後もビットコイン購入の流れはさらに加速し、BTC価格上昇にも繋がる可能性があると期待されています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=143.82円)

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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