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Google Cloud、ソラナのWeb3ゲーム開発API「GameShift」提供開始

Solana Labsと「Google Cloud」が連携

Google Cloud(グーグルクラウド)は2024年9月24日、ソラナ(Solana/SOL)の開発を手がけるソラナラボと連携し、Web3ゲーム開発API「GameShift」を提供開始したと発表しました。

Google Cloudは、Googleのクラウドインフラストラクチャーやデータ解析ソリューションなどを提供する法人向けのクラウドサービスです。

今回Google Cloudがリリースを発表した「GameShift」は、既存のゲームプラットフォームにWeb3の機能を取り入れることができるAPIです。

GameShiftを利用することにより、ゲーム開発者は自社のゲームサービスに、仮想通貨ウォレットやブロックチェーン上のゲーム資産管理などといったWeb3機能を簡単に導入できるようになります。

ゲーム開発者向けに多様なWeb3機能を提供

Google Cloudの発表によると、GameShiftを導入すればクラウドゲームのバックエンドですぐにWeb3機能を取り入れられるとされています。なお、利用料金については、別途見積もりが必要になるとのことです。

GameShiftが提供する主だった機能には、「ウォレット統合機能」「ゲーム内アイテム管理機能」「入金・出金システム機能」などがあります。

ウォレット統合機能は、ゲームシステムにセキュアなウォレットを埋め込めるようになる機能です。ユーザーがすでに持っているソラナウォレットを使えるようにすることも可能です。

ゲーム内アイテム管理機能を使うと、ゲーム内アイテムなどのゲーム資産をブロックチェーン上で作成したりマネージメントしたりできるようになります。

入金・出金システム機能では、ゲーム内アイテムや有料サブスクリプションなどの購入に対応した支払いシステムを簡単に構築できます。

この入出金システムは、仮想通貨と法定通貨の両方に対応しているとのことです。

Google Cloudでゲーム事業担当ディレクターを務めるジャック・ブーザー氏は「最近多くのゲーム開発企業が新たな成長機会を求めてWeb3の導入を検討していますが、Web3技術の複雑さを前にして二の足を踏んでしまうケースが絶えません」と指摘し、GameShiftがゲーム開発者にもたらす恩恵の意義を強調しました。

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Souce:Google Cloud公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用