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TON基盤NFTに変換できる機能も提供予定、テレグラムに「ギフト機能」追加

Telegram(テレグラム)のCEOであるパベル・デュロフ氏は2024年10月6日に、テレグラムに追加された新機能「Gifts」において「限定ギフトをTON基盤のNFTに変換できる機能」を提供する予定であることを発表しました。

Gifts(ギフト)は、カスタムメッセージやアニメーションアートワークで友達にプレゼントを送ることができる新機能であり、プロフォール画面にある「Send a Gifts」のページから、自分が好きな相手に「プレミアム限定機能へのアクセス権」や「スターズに交換できるアイテム」などを送ることができるようになっています。

プレゼントを送る際には自分の名前を非表示にすることも可能で、ギフトを受け取った人はそれをプロフィールに設定したり、Stars(スターズ)と交換したりできるようになっています(※Starsはテレグラム内で商品やサービスの購入に使用できる内部通貨)。

ギフト機能は記事執筆時点でNFTに対応していないものの、2024年後半には「一部の数量限定ギフトをTON基盤のNFTに変換できる機能」が追加されるとのことで、NFT形式のギフトはオークションにかけたり、取引したりできるようになると説明されています。

🥳 ホリデーシーズン(私の誕生日も含まれます😏)がもうすぐやってきます。そして今日、Gifts(ギフト)機能をリリースします!

🎁 Giftsは、大切な人へのお祝いのメッセージとして最適です。ギフトを受け取った人は、それをプロフィールに表示したり、Stars ⭐ と交換したりできます。

📦 一部のギフトは数量限定です。今年の後半には、この限定ギフトをTON基盤のNFTに変換できる機能を導入します。ユーザーは、そのトークン化されたギフトをテレグラム外でオークションにかけたり取引したりできるようになります。所有権はブロックチェーン上に記録されます🔗

🔜 他にもワクワクする機能を本日リリースしましたが、それはまた別の投稿でご紹介します。今は、ギフト選びを楽しんでください🫴🙂

NFTに変換されたギフトは、The Open Network(TON)のブロックチェーン上に記録されると報告されているため、TON対応のウォレットで管理したり、TON対応の外部サービスで取引したりできるようになると期待されます。

テレグラムはこの数ヶ月間でWeb3関連機能を拡充させており、現在はゲームプレイで仮想通貨を稼げる様々なミニゲームがテレグラム上で提供されています。

そのようなミニゲームの仮想通貨は大手暗号資産取引所にも続々と上場していて、最近では「DOGS」や「HMSTR」の上場も注目を集めました。

ギフトをNFTに変換できる機能が追加されれば、テレグラムを活用したWeb3関連サービスの幅が広がるため、今後はTONやTelegramのエコシステムがさらに拡大していく可能性があると注目されています。

なお、TONは日本国内の暗号資産取引所にも上場していて、最近ではBinance Japan(バイナンスジャパン)がTONのサポートを発表しています。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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