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NASAがカルダノ(ADA)の技術活用?概念実証報告などで提携に期待高まる

NASA、サプライチェーン管理でカルダノ活用か

NASA(米航空宇宙局)がカルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーン技術をサプライチェーン管理に活用する可能性があることが明らかになりました。

NASA関係者がカルダノサミットで発言

今回のニュースは、先月末にドバイで開催された「Cardano Summit 2024」に関連するもので、カルダノ財団が30日に公開したサミット報告書の中でも、NASAのシステムエンジニアであるMatthew Vaerewyck氏がブロックチェーンの活用可能性について説明を行ったことが報告されています。

【カルダノ財団報告書の一部抜粋】
NASAの効率を高めるブロックチェーンの可能性

NASAのシステムエンジニアであるMatthew Vaerewyck氏は、ブロックチェーンが実際の活用事例で役立つ可能性について説明しました。

分散型のデジタル追跡技術を統合することによって、仲介業者が不要となり、多国籍企業のコストを削減して、宇宙ミッションの設計と効率を向上できる可能性があります。

NASAのユースケースは、ますます複雑化する世界で、信頼と効率を促進する基盤インフラとしてブロックチェーン技術を幅広く採用するための道を開くものです。

NASAのサプライチェーン管理で技術活用?

SNS上では、カルダノ財団のCTO(最高技術責任者)であるGiorgio Zinetti氏へのインタビュー動画が拡散されており、「カルダノ財団はNASAと協力して、カルダノ(ADA)を活用したサプライチェーン管理プロジェクトに取り組んでいる可能性がある」と注目を集めています。

Giorgio Zinetti氏はインタビューの中で「私たちはNASAに対してブロックチェーンに関する教育を行っており、サプライチェーン管理で部品や機器を追跡できるようにするための概念実証も実施した」と語っています。

Cardano x NASA

ビッグニュースです!噂によると、カルダノ財団はNASAと協力して、$ADAを活用した画期的なサプライチェーン管理プロジェクトに取り組んでいる可能性があるとのことです。

想像してみてください – ブロックチェーン技術と宇宙探査の融合?

これは大きな一歩となるかもしれません。

新たなユースケースの検討も実施

今回のインタビュー動画のフルバージョンはYouTubeチャンネル「Dapp Central」で公開されていて、Giorgio Zinetti氏の上記発言は「NASAでの取り組みついて話してほしい」と求められた際に語られています。

SNSで拡散されている動画は途中までとなっていますが、Giorgio Zinetti氏は上記の発言に続ける形で「最近、フレッド・グレゴリー氏を含むカルダノ財団のメンバー数名がNASAを訪問し、さらなる教育の推進とブロックチェーンやカルダノの新たなユースケース検討を実施した」とも語っています。

NASAはカルダノと提携するのか?

現在確認できている情報では「NASAとカルダノの提携」が明言されているものは見つからないものの、NASAがカルダノ財団のメンバーと協力しながらブロックチェーン技術活用に向けた取り組みを行っていることは事実であると考えられます。

NASAは5年以上前からブロックチェーン関連の取り組みを進めていて、2019年には「データ通信でのブロックチェーン活用を検討していること」や「ブロックチェーン・仮想通貨関連のデータサイエンティストを募集していること」も報告されています。

宇宙関連の分野は今後さらに成長していくと予想されているため、NASAで本格的にカルダノの技術が活用されれば、カルダノの技術採用がさらに進み、ADA価格にも大きな影響を与える可能性があると期待されています。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾画像を用いて作成