仮想通貨イオス(EOS)を開発した高性能ブロックチェーン技術を有する企業である「Block.one」は、PayPal(ペイパル)の共同設立者であるPeter Thiel(ピーター・ティール)氏や、マイニング業界最大手BITMAIN(ビットメイン)の創業者であるJihan Wu(ジハン・ウー)氏などの複数の著名人から投資を受けたことを発表しました。
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ピーター・ティール氏は、Facebook(フェイスブック)に早い段階から投資を行なっていた人物でもあり、イーロン・マスク(Elon Musk)が率いるSpaceX(スペースX)やAirbnb(エアビーアンドビー)などにも投資しています。
彼は、長い間ビットコイン(BTC)を強く指示していることでも有名であり、政府規制の外で活動するオフショア住宅の開発を目指すBlue Frontiersという仮想通貨プロジェクトにも携わっています。
ピーター・ティール氏が携わる仮想通貨プロジェクトはこちら
今回調達された資金額は明らかにされていないものの、ティール氏ら以外の有名な投資家からも支援を受けていることがわかっています。その中には大手ヘッジファンドMoore Capitalの(ムーア・キャピタル)のLouis Bacon(ルイス・ベーコン)氏や、Brevan Howard(ブレバン・ハワード)のAlan Howard(アラン・ハワード)氏などの億万長者も含まれています。
Block.oneのCEOであるBrendan Blumer(ブレンダン・ブラーマー)氏は、今回の資金調達でピーター・ティール氏や、ジハン・ウー氏のような投資家を歓迎できたことに興奮していると語っています。
より安全で繋がりのある世界を創造することを目指している当社の価値観に沿った主要な戦略的投資家を迎えることができて大変嬉しく思います。
またジハン・ウー氏も同様にイオスの技術を高く評価しており、それらの技術がブロックチェーン技術の普及を促進させることができると語っています。
EOSIOプロトコルは、ブロックチェーンのイノベーションの素晴らしい例です。その性能とスケーラビリティは、要求の厳しいコンシューマーアプリケーションのニーズを満たすことができ、メインストリームへのブロックチェーン導入への道を開くことができると考えています。
同社に投資するその他の投資家の中には、元ゴールドマン・サックスのMichael Novogratz(マイケル・ノヴォグラッツ)氏なども含まれています。ノヴォグラッツ氏もまた、ティール氏と同じようにビットコイン(BTC)を強く指示しており、「BTCこそが本物のビットコインであり、デジタルの金だ」と主張しています。
マイケル・ノヴォグラッツ氏の過去のコメントはこちら
イオス(EOS)の価格|2018年7月17日
イオス(EOS)の価格は、この数日で大きく上昇しており、最近の最安値である747円から150円ほど上昇して2018年7月17日現在では、900円前後で取引されています。
イオス(EOS)は仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)などで購入することができます。