カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の発案者であるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、Prometheus(プロメテウス)、Plutus(プルタス)、サイドチェーン、スマートコントラクトなどの新機能を近日公開する予定であることを明らかにしました。
ホスキンソン氏は、シンガポールで開催された世界ブロックチェーン会議で撮影された動画をTwitter(ツイッター)に投稿し、その中でCARDANOの最新プロジェクトについて語っており「ポータブルコードに関心を寄せるユーザーが多い」と説明しています。
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Prometheus(プロメテウス)
Prometheus(プロメテウス)は、ブラウザベースのウォレット、ソフトウェアウォレット、コマンドラインウォレットなどの複数のウォレットに電力を供給するためのバックエンドツールボックスになる予定です。
これらの機能は、今後の開発される中で最初にリリースされる予定であると言われています。CARDANOの開発者であるホスキンソン氏は「Haskell(ハスケル)はポータブルでユーザーフレンドリーなコードを作成するのに最適なコンピュータ言語ではない」と説明しており、「むしろRust(ラスト)のような言語を使用することを推奨する」と述べています。
また同氏は、Cardanoはプラットフォームのプロパティがモバイルウォレット、ライトウォレット、組み込み機器の特性を引き継ぐ責任を持った新たなチームを立ち上げていると付け加えており、この集合的なコードは、Prometheus(プロメテウス)プロジェクトと名付けられていると語りました。
このプロジェクトはすでに同社内で約3ヶ月間続いているとも明かされており、9月にリリースを予定しているとも伝えられています。
Plutus(プルタス)
Plutus(プルタス)のプロジェクトチームがプラットフォームをより大幅に改善するために複雑なコンピュータ言語を使用できるよう積極的に取り組んでおり、着実に成長しているということも伝えられています。Plutusは主にデータを複数のプラットフォーム間で確実に切り替えることを目的としています。
またホスキンソン氏は、IELEとKEVMが現時点でサポートされている独自のERC20スタイル標準を持っているとも語っています。
スマートコントラクト
ホスキンソン氏は、IOHKのプロジェクトがより合理化されるように、2つのスマートコントラクトのテストネットの立ち上げを監督する新しいプロジェクトマネージャーを雇用したことも語っています。
同氏は、Cardanoがその大きなライブラリと体系的利点のために表面言語であるSolidity(ソリディティ)を使用していることを明らかにしており、公開された動画ではSolidityがKEVMとテストネットであるIELEの両方でテストするために使用できることが示されています。
サイドチェーン
Charles Hoskinson氏は、これらの効率向上のために行われた一連の作業は大きな進歩があったにもかかわらず、この概念にはまだ「原理対実用主義」論争が含まれていると述べています。
発行者はコードを複数回テストすることを望んでいますが、最初の実装ですぐにコードを公開したいとも考えています。ホスキンソン氏は、一部の中央チェーンを許可された元帳としてプラットフォームに接続することによって、サイドチェーンを実証できることを望んでいます。
またホスキンソン氏は『カルダノが現在の市場で最も使いやすいプラットフォームであることを実証したい』とも語っています。
カルダノエイダコイン(ADA)は、先月末に1ADA=13円をつけて以降回復傾向にあり、2018年7月25日の時点では19円前後で取引されています。
ホスキンソン氏は先日「ADAが仮想通貨市場で初めての1兆ドル(約111兆円)を突破する仮想通貨になることを目指している」とも語っています。eToro(イートロ)からも『最も魅力的な仮想通貨プロジェクト』と称されているカルダノプロジェクトの発表に注目が集まります。
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