この記事の要点
- 著名アナリストのテッド氏が2026年4月6日に予測を公表
- BTC、2カ月レンジの上限6万9,000〜7万ドルに到達
- 上抜けで7万4,000ドル、反落で6万6,000ドルが視野に
- 複数の指標が4月中旬の大きな値動きを示唆
上か下か、6万9,000ドルで二分するシナリオ
著名仮想通貨アナリストのテッド氏は2026年4月6日、ビットコイン(BTC)の短期価格シナリオについてX(旧Twitter)で見解を示しました。
同氏によれば、BTCは直近2カ月にわたり6万2,000〜7万4,000ドル(約990万〜1,180万円)のレンジ内で推移してきたが、今回の上昇でその上限付近となる6万9,000〜7万ドル(約1,035万〜1,050万円)のレジスタンスゾーンに到達したとしています。
このゾーンを上抜けした場合、7万2,000〜7万4,000ドル(約1,080万〜1,110万円)への上昇が視野に入るとしています。
一方、反落した場合は6万5,000〜6万6,000ドル(約975万〜990万円)付近のサポートゾーンを試す展開になると指摘しており、複数のアナリストもこの価格帯に注目しています。
$BTC is now in the $69,000-$70,000 resistance zone.
If Bitcoin reclaims this zone, a rally towards the $72,000-$74,000 could happen.
A rejection from this zone means BTC will likely drop below the $66,000 level. pic.twitter.com/6ZOpwpKVSq
— Ted (@TedPillows) April 6, 2026
BTCは現在、69,000〜70,000ドルのレジスタンスゾーンにあります。
もしこのゾーンを上抜ければ、72,000〜74,000ドルへの上昇が期待されます。一方、このゾーンで反発が起きる場合、BTCは66,000ドルを下回る可能性があります。
「半年以内に仮想通貨市場に大きな波」
データと過去事例が重なる「4月中旬」の節目
URPDが示す「動けない価格帯」
ピローズ氏が分岐点と指摘する6万9,000〜7万ドルの価格帯は、オンチェーン指標でも重要な水準として表れています。
アナリストのアリ・マルティネス氏は、UTXO実現価格分布(URPD=各BTCが最後に移動した価格帯を可視化する指標)を用いた分析で、「63,111〜70,685ドル(約1,010万〜1,130万円)の価格帯に保有者が大量に集中している」と指摘しています。
各自がコストベースを守ろうとする動きが自然な価格の床を形成している一方、この密集が方向感の出にくい「売買停滞ゾーン(No-Trade Zone)」を生んでおり、上抜けには相応の買い圧力が必要になるとしています。
過去の相場パターンは、このレンジ相場がいつ動き出すかについても一定の傾向を示しています。
直近4回の急騰前に共通する横ばい期間
また、アナリストのマックス・クリプト氏は、「直近4回の大きな上昇局面にはいずれも8〜15週間の横ばい期間が先行していた」と指摘しています。
今回のレンジ相場は4月7日時点で9週目に突入しており、過去のパターンと照らし合わせると4月中旬には次の大きな動きが生じる可能性が高いとしています。
ただし同氏は、方向感にかかわらず「下方向への動きになる公算が大きい」との見解を示しており、楽観的な見通しとは一線を画しています。
下落シナリオの底値、3指標が示す目安
下方向のシナリオを念頭に、マルティネス氏はビットコインが下落した場合に機能しうる複数のサポートゾーンも示しています。
2017年以来維持されてきた上昇トレンドラインは現在60,000〜56,000ドル(約960万〜890万円)付近に位置しており、このラインを維持できれば次の強気サイクルの起点になり得ると述べています。
さらに同氏は、CVDD(約47,960ドル/約770万円)、MVRV 0.8バンド(約43,647ドル/約700万円)、長期保有者実現価格(約49,387ドル/約790万円)の3指標を「最終的な買い場の目安」として示しました。
長期保有者実現価格を下回る水準まで下落した場合は「最終的な降伏局面」を示す可能性があるとしています。マルティネス氏は、標準偏差-0.2バンドの約36,657ドル(約585万円)は「世代に一度の買い場」と位置づけています。
取引量回復は「夏以降」か
2カ月レンジが終局へ、Xデーが迫る
4月中旬に向けて、ピローズ氏が示した6万9,000〜7万ドルのレジスタンスを上抜けできるかどうかが最初の関門となっています。
マックス・クリプト氏が「下方向の公算が大きい」と見る一方、FRBによる仮想通貨カストディ規制の見直し議論など機関投資家の参入環境が整いつつある中で、上方向への圧力が高まる余地も残っています。
レンジ解消のタイミングと方向性が、4月中旬のビットコイン相場を見定める最大の焦点となっています。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.73 円)
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Source:テッド氏X投稿
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