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ポルノ動画配信サイト「Tube8」がブロックチェーン技術を導入|仮想通貨の報酬サービスも?


仮想通貨サービスの導入を目指しているポルノ動画配信ウェブサイト「Tube8」は、ユーザーがビデオコンテンツを視聴しながらVice Industry Token(VIT)をもらうことができるブロックチェーンベースのプラットフォームの立ち上げを計画しています。

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「Tube8」は、アダルト動画の配信サービスを提供している「Pornhub(ポルノハブ)」の子会社です。

毎月1億5,000万ものWebサイト訪問者数を記録するという同社は、Vice Industry Token(VIT)と提携してプラットフォームを完全にトークン化することを計画しています。

Vice Industry Token(VIT)とTube8が提携したことによって、ユーザーはTube8で動画を視聴しながらトークンを取得することができるようになります。それらのトークンは「Tube8」内のコンテンツを購入する際などに使用することができるようになるとのことで、これらのサービスは2018年の末までには実装される予定と伝えられています。

Tube8で利用可能になるとされている仮想通貨Vice Industry Token(VIT)は、2018年8月19日の時点では、1円前後で取引されています。

アダルト業界では仮想通貨を取り入れる動きが複数の大手企業でも見られており、成人向け雑誌を出版しているPLAYBOY(プレイボーイ)も同社が提供している動画配信サービスにVice Industry Token(VIT)を使用した仮想通貨決済サービスを導入するためのプロジェクトに取り組んでいます。

しかし現在PLAYBOYは決済用の仮想通貨ウォレット開発のための提携していた仮想通貨企業「Global Blockchain Technologies(GBT)」との間でいくつかの問題が発生しており、GBTに対して訴訟を起こしていることが明らかになっています。

しかしTube8の親会社であるPornhubは、以前から仮想通貨決済の導入に向けた取り組みを行なっており、すでに複数の仮想通貨での支払いを受け入れています。このようなことから子会社であるTube8も同様に順調にブロックチェーンベースのプラットフォームへと移行していくことが予想されますが、PLAYBOYは今後大きな差をつけられることになるでしょう。