仮想通貨取引所「BITTREX(ビットトレックス)」は、ラテンアメリカとカリブ海諸国に住む人々向けの仮想通貨取引プラットフォーム「Cryptofacil(クリプトファシル)」との提携を発表しました。この地域では、200種類を超える仮想通貨が提供される予定となっています。
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仮想通貨取引プラットフォーム「Cryptofacil」
米国の仮想通貨取引所であるBITTREX(ビットトレックス)は、「Cryptofacil(クリプトファシル)」と呼ばれる金融技術会社と新たな提携を結び、事業を拡大しています。
BITTREXはCryptofacilと協力して、ラテンアメリカ系およびカリブ系の住民に200種類の仮想通貨取引を利用可能にすると述べています。
現時点では、関心のあるトレーダーに対して事前登録期間を提供しています。
Cryptofacilの共同設立者であるAndres Szafran(アンドレアス・ザフラン)氏は『BITTREXの経験とトークンレビュープロセスを活用する予定である』と述べています。
私たちは一般のお客様の要求に焦点を当てた、シンプルで簡単な、安全かつセキュアな環境で優れた顧客サポートと付加価値サービスと仮想通貨プラットフォーム「Cryptofacil」を開発しています。
我々の目標は、ラテンアメリカとカリブ海で最も評判の高い仮想通貨取引のプラットフォームになることです。
今後は世界的に事業を拡大
BITTREXのCEOであるBill Shihara(ビル・シハラ)氏は、『ウルグアイに本拠地を置く「Cryptofacil」のチームは、ラテンアメリカとカリブ海諸国の市場に関する詳しい知識を持っている』と述べており、今後はさらにグローバルに事業を拡大していくとを語っています。
BITTREXは今回のパートナーシップを通じて、この地域の住民に幅広い種類の仮想通貨にアクセスするための機会を提供すると同時に、同社の評判をさらに高めることができると考えています。Cryptofacilとの提携は世界的な普及を促進するでしょう。
グローバルに事業拡大を続けていく中で、このようなパートナーシップはブロックチェーン業界をサポートするだけでなく、この革新的な技術を使用してより革新的なプロジェクトを支援するのに役立ちます。
ラテンアメリカとカリブ海諸国では、人口の大半が融資を受けていないため、4億人以上の人々が基本的な金融サービスにアクセスできていないと見積もられています。
新しいCryptofacilの取引プラットフォームは、現在同地域でこの市場を開拓しようとしている
・Bitso
・Ripio
・Volabit
・Panda Exchange
・Bitex
・Cryptobuyer
などのその他の企業と競合することになります。
2013年にビル・シハラ氏によって設立されたBITTREXは、日々の仮想通貨取引量で3900万ドル(約42億9,000万円)以上の資金を調達していると言われています。カリブ海諸国と中南米地域は「Cryptofacil」の最初の挑戦となりますが、このプラットフォームは今後、その他の分野にも拡大する可能性があるとBITTREXは伝えています。
BITTREXは、2018年9月5日から
・カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)
・ジーキャッシュ(Zcash/ZEC)
の米ドル(USD)建て取引を追加しました。法定通貨で様々な仮想通貨を直接購入することができる、BITTREXのような仮想通貨取引所が世界的に普及することによって、今後も仮想通貨市場はより成長していくことになるでしょう。