イギリス・ロンドンを拠点とする仮想通貨取引所「London Block Exchange(LBX)」は、英ポンドと連動して価格が変動するステーブルコイン「LBXPeg」の公開を近日中に予定していることを発表しました。法定通貨に関連付けされた暗号通貨(Cryptocurrency)の開発は世界各地で進められています。
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仮想通貨「LBXPeg」近日公開|London Block Exchange
イギリス・ロンドンの仮想通貨取引所「London Block Exchange(LBX)」は、英ポンド(GBP)と価格が連動して動くステーブルコイン「LBXPeg」を近日中に公開する予定であることを9月29日に明らかにしました。
LBXのCEOであるBenjamin Dives(ベンジャミン・ダイブス)氏は、すでにこの安定仮想通貨を公開する許可を受けていると説明しており、『10日後くらいには”クリプトポンド(暗号化されたポンド)”を公開する準備が整うだろう』と述べています。
またこの仮想通貨は『ポンドと連動した初めてのステーブルコインになる』とも伝えられており、『ペッグ通貨は常にトップの会計企業に監査される』とも言われています。
「LBXPeg」はイーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーンを利用して開発・管理・配布される、ERC-20規格に基づいた「ERC-621トークン」だと説明されています。
安定仮想通貨の発表はアメリカ・オーストラリアでも
法定通貨と価格が連動した「安定仮想通貨」はここ最近で続々と発行されてきています。
アメリカの仮想通貨取引所Gemini(ジェミニ)は、米ドル(USD)と連動したステーブルコイン「ジェミニドル(Gemini dollar/GUSD)」を発行することを今年の9月に発表しました。
オーストラリアの仮想通貨取引所「BitTrade」と、ブロックチェーン企業「Emparta」は、豪ドル(AUD)と連動したステーブルコインの開発に取り組んでいることを明らかにしています。
続々と開発が進められている法定通貨と連動した「ステーブルコイン」が今後どのように普及していくことになるかにも注目が集まります。