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トーマス・リー氏の「BTC価格予想」2018年残り約2ヶ月 ー 市場回復の可能性は?


ビットコイン価格に対して強気な予想を語ることで知られているThomas Lee(トーマス・リー)氏は、最近行われたインタビューの中で、BTC価格が2018年内に2万ドル(約223万円)を超える可能性は高いと考えていることを語りました。同氏は今後の値動きを予想する上で重要となるのは「200日移動平均線」だと述べています。

こちらから読む:BTC価格は年末までに220万円!強気予想を崩さない「トーマス・リー」

重要なのは「200日移動平均線」

Fundstrat Global Advisors(ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ)の共同創業者であるThomas Lee(トーマス・リー)氏は、「blockchainchick(ブロックチェーン娘)」として知られるHeidi(ハイジ)氏からのインタビューに対して、ビットコイン(BTC)の今後の値動きに関する自身の考えや同社の分析の結果を語りました。

ビットコインに以前から強気な予想を語っている同氏は、『弱気市場で人々が弱気になるのは理解できるが、現在の市場はあまりにも弱気すぎる』と述べており、ビットコイン価格の今後の動きを予想する上で「200日移動平均線」が重要になると語っています。

リー氏はFundstrat社が先週分析した結果では、ビットコインが200日移動平均線を下回った場合には、今後6ヶ月間で50%の確率で増加するが、200日移動平均線を超えた場合は80%の確率で増加するという結論に至ったことを明かしています。

爆発的な価格回復「可能性は高い」

ビットコイン価格に関しては、今年の中ばあたりに多くの仮想通貨投資家たちが『近いうちに価格が回復する』との予想を語っていましたが、その後も価格が回復する傾向はみられておらず、2018年も残り約2ヶ月となった今でも価格は70万円台に留まっています。

このような状況でも同氏は以前から語っていた価格予想に希望を持っており、2018年末までに22,000ドル(約246万円)を記録する可能はあると考えています。

最近ではビットコインが3,000ドル(約33万円)にまで下落すると考える人も多いものの、リー氏は『価格が爆発的に上昇する可能性は高い』と語っています。

同氏は、ビットコインマイニングの損益分岐点が年末頃には8,000〜9,000ドル(約90万〜100万円)ほどにまで上昇すると語っており、ビットコインはその価格の2倍以上で取引されることが多いことから、ビットコイン価格は2018年内に2万ドル(約223万円)以上にまでへ高騰すると説明しています。

残された数日間でビットコインが200万円を超えると仮定すると、価格の回復は近日中にも始まる可能性が高いと考えられます。同氏の予想が現実となるのかどうか、今後のビットコインの値動きには特に注目です。

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格|2018年10月25日

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、今月15日の急騰以降は徐々に下落しており、2018年10月25日の時点では「1BTC=725,000円」ほどで取引されています。最近の安値は今月12日の約697,000円となっています。

2018年10月25日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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