仮想通貨(Cryptocurrency)の世界に初心者が触れる機会を提供しているオーストラリアのプロジェクト「The House of Nakamoto(ナカモトの家)」は、新しい施設をオランダ・アムステルダムにオープンしました。訪れた人々は、暗号通貨の基本的な知識を学んだり、ハードウェアウォレットを備えたスターターキットを手に入れることができます。
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The House of Nakamoto(ナカモトの家)とは
「The House of Nakamoto(ナカモトの家)」は、2017年初頭に観光地としても有名なオーストラリアの首都ウィーンに設立された仮想通貨関連の幅広いサービスを提供している店舗です。賑やかなショッピングエリアに位置しているこの施設は「ビットコインの小売店」として宣伝されているものの、プロジェクト関係者の人々は仮想通貨愛好家の人々や専門家が意見やアイデア、知識を交換できる場所であるとも語っています。
情報センター & 小売店 & 博物館
アムステルダムに新たに設立された「The House of Nakamoto」は、情報センター、仮想通貨関連商品の小売店、ビットコイン博物館として機能しています。
この施設を訪れた人々は、資格を持ったコンサルタントから仮想通貨の基本的な知識を学び、アドバイスを受けることができます。また施設内では仮想通貨ウォレットなども販売されているため、来場した際に初めてのウォレットを購入して仮想通貨を購入して帰ることもできます。
ビットコイン・スターターキット
「The House of Nakamoto」で提供されている「ビットコインスターターキット」には、幅広い知識を学ぶことができるわかりやすいビットコインの紹介、Ledger社のハードウェアウォレット、15ユーロ(約2,000円)相当の電子決済機能付きビットコインギフトカードなどが含まれています。また同社は、ビットコインアドレスを備えている紙幣のような「ビットコイン証券」とそれに対応した秘密鍵も販売しています。
仮想通貨ATMも設置
ウィーンとアムステルダムの両方の施設には、仮想通貨を購入することができるマシンが設置されており、ウィーンに設置されているマシンは、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ダッシュ(DASH)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
を購入することができるとされており、アムステルダムに設置されているマシンは販売と購入の両方ができる双方向通信が可能な仮想通貨ATMとなっています。
仮想通貨愛好家にも人気のスポット「オランダ」
オランダの最大の都市であるアムステルダムは、観光地としてだけでなく仮想通貨愛好家の間でも人気のあるスポットでもあります。
アムステルダムはヨーロッパ最大の証券取引所の本拠地でもあり、2014年にビットコイン大使館が立ち上げられたことでも有名です。この地域では仮想通貨関連の会議やイベントなども頻繁に開催されており、スタートアップ企業や投資家、開発者、起業家なども頻繁に足を運んでいます。
またオランダは仮想通貨関連のサービスが充実しているため、仮想通貨決済の対応店舗や仮想通貨ATMの設置台数が多いことでも知られています。アムステルダムにあるSchiphol(スキポール)空港は、現金をビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に交換することができる仮想通貨ATMを今年の6月に設置しているため、空港でも仮想通貨と現金の取引を行うことができます。
今後の旅行プランなどを計画中の方は、仮想通貨の本格的な導入が進んでいるオランダ・アムステルダムを一度訪れてみてはいかがでしょう?
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