オランダの空港がビットコインATMを設置!余ったユーロはBTCやETHに

by BITTIMES   

オランダのアムステルダムにあるSchiphol(スキポール)空港は、現金をビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)に交換できる仮想通貨ATMを設置したこと6月20日に発表しました。

スキポール空港の描くビジョン

schiphol-airport

オランダ最大級の国際空港であるアムステルダム・スキポール空港には、非常に多くの旅行者が訪れるため、世界中で利用できる仮想通貨への両替が可能なビットコインATMは、非常に重要な存在になると予想されています。

具体的には、ビットコインATMが導入されたことによって時間に余裕のない場合でも使い切れずに余ってしまったユーロを自動で素早くBTCやETHなどの仮想通貨に交換することができるようになるため、多くの人々にメリットをもたらすことができます。

スキポール空港のコンシューマープロダクト&サービスディレクターのTanja Dik氏は、「スキポール空港は顧客により良いサービスを提供するための方法を常に探求している」と強調し、「ビットコインATMを設置することによってユーロ(EUR)のような一部の地域でしか利用できない通貨をビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)などの世界中で利用できる通貨に簡単に交換することができるサービスを提供することを目指している」と語っています。

スキポールは常に革新的な方法を模索しており、乗客に最適なサービスを提供しています。

ビットコインATMを導入することによって、ユーロのような"ローカルな通貨"をビットコインやイーサリアムなどの"グローバルな通貨"に簡単に交換することができる環境を提供したいと考えています。

これまでにも積極的な取り組みを行なってきたスキポール空港は、今回のビットコインATMの設置で新たな挑戦を行なっています。

ビットコインATM普及への挑戦

ビットコインATM

スキポール空港はATM経由で仮想通貨の交換を行う欧州初の空港であるといわれており、現在はこのサービスがどれくらいの需要があるかどうかを調査するために、6ヶ月間の試用期間中であると説明されています。

仮想通貨ATMは、1日に何千人もの乗客が通る『スキポール・プラザ』に設置されているため、一般のプラザ利用者でも仮想通貨を購入することができるようになっています。

この試験はスキポール空港とアムステルダムのテクノロジー企業である『Byelex Data Solutions BV』が協力し『The Byecoin Company』のもとで運営されています。

ByelexのディレクターであるHerman Vissia氏は次のようにコメントしています。

私たちは新しい仮想通貨を乗客に紹介する方法を模索するスキポールの取り組みに喜んで参加しています。

ビットコインATMの分布図を見てみるとアムステルダム周辺に多く設置されていることがわかります。

ビットコインATMの分布(引用:coinatmradar.com)

各大陸別に見たときのビットコインATMの設置台数は北アメリカに続いて2番目に多いのがヨーロッパとなっており、全体の21.04%が設置されているというデータがでています。

今回の試験導入で良い結果が得られれば、今後も欧州地域でのビットコインATM設置はさらに加速することになるでしょう。

仮想通貨と航空業界

brisbane-airport

仮想通貨を受け入れている空港はスキポール空港だけではありません。
世界中から年間40万人以上の観光客が訪れるとされるオーストラリアのブリズベン空港は、ターミナル内のショップで仮想通貨決済を導入したことを今年の1月に発表しています。

仮想通貨決済が空港内の店舗で利用できるのはブリスベン空港が世界初であると言われており、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)などの複数の仮想通貨に対応していると言われています。

また、シンガポール航空(Singapore Airlines/SIA)は、航空会社のマイレージプログラムで世界初の「ブロックチェーンベースのデジタルウォレットアプリ」を今年の8月に導入すると発表しています。

同社のマイレージ会員はこのアプリを利用する事によって、SIAグループと提携を結んでいる店舗店頭で商品やサービス購入の際にデジタルマイルを使用することができるようになります。

世界中での支払い手段として利用できる仮想通貨やその基盤となるブロックチェーンの技術は、観光客の多い国々では特に重要な役割を担っています。

2020年の東京オリンピックを控えている日本も、ビットコインATMや仮想通貨決済の導入が今後の鍵の一つにもなって来るでしょう。しかし現在の日本では、規制の影響を受けて都内数カ所に設置されていたATMは利用できない状態となっています。オリンピック開催まで残り約2年となっているため、今後の急速な普及に期待しましょう。

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