暗号通貨取引所Zaif(ザイフ)は、2018年11月22日に予定されている「フィスコ仮想通貨取引所」への事業譲渡に承諾したユーザーに対して、謝礼として「1,000ZAIFトークン」を送付することを発表しました。これに伴いトークンの価格も上昇しています。
こちらから読む:フィスコ仮想通貨取引所への「Zaif」事業譲渡が決定
事業譲渡に承諾した「全ユーザー」対象
仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)を運営しているテックビューロは、「フィスコ仮想通貨取引所」への事業譲渡を承認したことを10月22日に発表しています。
事業譲渡は2018年11月22日に行われる予定となっているため、現在Zaifはサービス利用者との間で交わされた契約、両者間の権利義務を「フィスコ仮想通貨取引所」に継承するための承諾を求めています。
Zaifは2018年10月31日、事業譲渡に承諾したユーザーに対して謝礼として「1,000ZAIFトークン」を送付することを発表しました。具体的な送付日に関しては明かされていないものの、このトークンはすでに承諾を行なっていたユーザーにも送付すると説明されています。
拒否するとどうなるのか?
Zaifは先日の発表の中で、『事業譲渡を承諾しなかったユーザーが「Zaif」に預託している仮想通貨の返還請求やその他の請求を行った場合には、それらの請求に対応できない可能性がある』と説明しています。
つまり、承諾していなかった場合にはZaifに預けている資産が返還されなくこともあり得るため、今までにZaifを利用していた方は忘れず承諾作業を行なっておくべきだと考えられます。
承諾作業は数分もあれば簡単に完了するため、Zaifに資産を預けている方は早めに承諾の確認を行うようにしましょう。
ZAIFトークンの価格|2018年11月3日
ZAIFトークンの価格は、発表が行われた2018年10月31日時点では「1ZAIF=0.14円」ほどだったため、Zaifが配布する「1,000ZAIFトークン(約140円)」は”ささやかすぎる”という批判の意見も複数みられていますが、2018年11月3日の時点では「1ZAIF=約0.26円」まで上昇しているため、現在価格では約260円ほどの価値があることになります。
2018年10月30日には、仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)が新規口座開設と一部暗号通貨の入金・購入を再開したことを発表しており、最近新たに公開された仮想通貨取引所Liqid(リキッド)は新規口座開設キャンペーンも開催しています。
フィスコ仮想通貨取引所の新しいサービスとともに、その他の仮想通貨取引所の新サービスにも期待が高まります。
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