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NEMベネズエラチーム:ブロックチェーン学術機関とMoU締結|技術開発を支援


ネム(NEM/XEM)のベネズエラチームは、フィンテック(Fintech)、ブロックチェーン、ビジネスの学術機関である「Uninet Business School」との了解覚書(MoU)を締結したことを発表しました。両者はこれらの協力関係を通じて「Blockchain技術センター」を創設し、これらの技術の研究開発を促進します。

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Uninet Business Schoolとは

Uninet Business Schoolは、ベネズエラやラテンアメリカの地域を中心にフィンテックブロックチェーン、ビジネスなどの分野に焦点を当てて起業家や専門家を育成するための訓練を行なっているビジネススクールです。

起業家精神、イノベーション、ファイナンス、テクノロジーなどの様々な分野を扱う「Uninet Business School」は、教育訓練プロセスを通じて人々の成長を加速させるための活動を行なっており、ラテンアメリカ地域におけるの生活の質を向上させることを目指しています。

ブロックチェーン研究センターも設立

ベネズエラのNEM大使であるCarlos Martínez(カルロス・マルティネス)氏と、「Uninet Business School」を運営している「Fundaset財団」のMarcos Santander(マルコス・サンタンデール)氏は、ベネズエラの首都カラカスでブロックチェーン技術関連の取り組みを協力して行なっていくことを約束する了解覚書(MoU)に署名しました。

フィンテック、ブロックチェーン、ビジネスの学術機関であるUninet Business SchoolとのMOUに署名してくださったNEMベネズエラチームを祝福します!

NEM財団はこの協力を通じて、NEMブロックチェーンの理解を深め、より多くの分野に適用していくことに重点を置いて、あらゆる分野の専門家教育プログラムを実施します。

覚書の中で特に注目すべき点は、ベネズエラの首都カラカスのSimon Bolivar University(サイモン・ボリバル大学)テクノロジーパークにある「Fundanet」の施設に「Blockchain Technology Center(ブロックチェーン技術センター)」を創設するという点です。

この技術センターには、ブロックチェーン技術の実装に関心を持っている人々が集まり、ブロックチェーン技術の研究開発を行います。これによりベネズエラでNEMのブロックチェーン技術がさらに発展していくことが期待されます。

ブロックチェーン先進国を支援|NEM財団

NEM財団は複数の国や地域でブロックチェーン技術開発を支援する取り組みを行なっており、2018年10月にはアラブ首長国連邦(UAE)のコミュニティ開発省(MOCD)との協力協定も締結しています。

この協力協定は「2021年までに完全にデジタル化された政府になる」という目標を掲げているUAEの取り組みを支援するためのものであるため、NEMが提供するブロックチェーン技術はアラブ首長国連邦で積極的に活用されていくことになります。

またNEMのブロックチェーン技術はウクライナの中央選挙管理委員会でも採用されており、同委員会はNEMのブロックチェーン技術を選挙プロセスにどのように活用していくことができるかについての調査を行なっています。

ベネズエラやウクライナ、UAEなどの国々は世界的に見てもブロックチェーンや仮想通貨の採用に積極的な国でもあります。このような世界各国のブロックチェーン先進国で活用されているNEMは、今後もさらに発展していくことが予想されます。

ネム(NEM/XEM)の価格|2018年11月5日

ネム(NEM/XEM)の価格は、10月30日以降は徐々に回復しており、2018年11月5日時点では「1XEM=10.79円」で取引されています。

2018年11月5日 XEMのチャート(引用:coingecko.com)