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韓国大手コンビニが「ADA Crypto Card」決済に対応:CARDANO(カルダノ)


カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)で支払いを行うことができる決済カード「ADA Crypto Card(エイダクリプトカード)」に、韓国の大手コンビニエンスストアである「GS25」と「Emart24」が対応することが発表されました。また、同国の仮想通貨取引所であるMineBit(マインビット)は2018年12月10日からADAの取り扱いを開始することを発表しています。

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ADA Crypto Cardとは

ADA Crypto Card(エイダクリプトカード)とは、韓国の大手決済プラットフォームであるMetaps Plus(メタップスプラス)が提供しているCARDANOブロックチェーンをベースとした「プリペイドギフトカード」です。このカードはカルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)で支払いを行うことができるようになっており、100ADA、1,000ADAのどちらかを選択してネットで注文することができます。

韓国限定のカードではあるものの、対応している店舗は30,000店にも上るとされており、ADAの実用化に繋がる決済カードとして以前から注目を集めていました。カードの事前予約は2018年11月27日〜12月4日までの7日間で受け付けられており、期間中に予約したユーザーには今月10日に一括配送される予定となっています。

配送が管理したのちは新たな予約期間が設けられる予定となっていますが、今のところ次の予約受付日は発表されていません。

韓国国内のコンビニ「16,000店舗」で利用可能に

EMURGO(エマーゴ)は2018年12月5日、韓国国内の大手コンビニエンスストアである「GS25」と「Emart24」で「ADA Crypto Card」が利用可能になることを発表しました。


「GS25」は、韓国国内で12,811店舗を展開している”顧客満足度No.1″の大手コンビニエンスストアとして知られています。また「Emart24」は大手ディスカウントストア「Emart」が韓国国内に3,639店舗を展開しているコンビニであり、高級感のある店舗の外観と商品で高い評価を受けています

多くの人々に日常的に利用されるコンビニで利用できるようになることでADAの実用性は飛躍的に向上し、流動性もさらに高まることが予想されます。

韓国の仮想通貨取引所「MineBit」にADA上場

韓国ではADAが利用できる店舗が増えているだけでなく、取引可能な仮想通貨取引所も増えてきています。

先日5日には同国の仮想通貨取引所である「MineBit(マインビット)」が、ADAの取り扱いを開始することを発表しています。同取引所ではイーサリアム(Ethereum/ETH)とADAの通貨ペアが提供される予定となっており、2018年12月10日から正式に取引可能になると説明されています。

日本国内の取引所では今のところ「ADA」の取り扱いは予定されておらず、「ADA Crypto Card」のサービスも利用することはできませんが、CARDANO(ADA)の生みの親として知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は最近、「日本でのCARDANO普及」に特に力を入れていきたいと考えていることも明かしているため、実際に日本でCARDANOのプロジェクトが活発化すれば、韓国などのその他国々で進められているようなプロジェクトが日本に反映される可能性もあると考えられます。

すでにEMURGOは、CARDANO(ADA)の軽量型ウォレットである「YOROI(ヨロイ)」をリリースしているため、ADAはより気軽に利用できるようになってきています。カルダノ財団の前会長であるMichael Parsons(マイケル・パーソンズ)氏が辞任したことによってカルダノプロジェクトは大きな変化の時を迎えているため、今後の日本におけるCARDANO関連の動きにはさらに注目が集まります。

カルダノエイダコイン(ADA)の価格|2018年12月6日

カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)の価格は、ここ最近で再び先月末の最安値に近づいてきており、今年の初めに133円近くまで上昇したADAの価格は、2018年12月6日時点では「1ADA=3.88円」となっています。

2018年11月6日〜12月6日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)