今後は日本市場を重要視「CARDANO財団の大規模投資を望む」Charles Hoskinson
カルダノ財団で会長を務めていたMichael Parsons(マイケル・パーソンズ)氏が辞任したことによって、CARDANOプロジェクトは大きな変革の時を迎えています。カルダノエイダコイン(ADA)の生みの親として知られるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、自身のYouTubeチャンネルで今後の展望について語り、日本市場を重要視していることを明かしました。
こちらから読む:カルダノ財団会長「マイケル・パーソンズ氏」が辞任|これまでの経緯
チャールズ・ホスキンソン氏の「TO DO リスト」
IOHKの創業者でありながら現CEOでもあるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、自身のYouTubeチャンネルでカルダノ財団に関する話題やこれから取り組んでいきたいことについて語りました。
ホスキンソン氏は、動画の中で彼自身が個人的に"成し遂げたいことのリスト"を持っており、IOHKやEMURGO、その他の理事会メンバーやコミュニティが協力してそれを実現するところを見たいと語っています。
CARDANO:多様化されたコミュニティの実現
同氏は、コミュニティからの信頼と落ち着きを持った熟練の執行取締役を求めていると述べており、カルダノコミュニティを支える数多くの組織から寄付された何百万ドル(何億円)もの資金で管理される多様化されたコミュニティを見たいと語っています。
ホスキンソン氏は以前から、世界各国のカルダノコミュニティが独自に発展していける環境作りに取り組んでおり、アフリカではカルダノのエンジニアを育成するためのトレーニングが無料で提供されています。
カルダノのアフリカでの取り組みはこちら
ADA:正当な評価を「日本」で獲得
またホスキンソン氏は、ADAが"日本"において正当な評価を受けることができるようにカルダノ財団が"日本"への投資を強化することを望んでいるとも語っています。同氏はカルダノプロジェクトが日本に強力なコミュニティを持っていることを強調しており、それらのコミュニティや日本を今後も全面的にサポートしていく意思を語っています。
カルダノプロジェクトは以前から日本との関わりが強く、ADAを気軽に売買することができる仮想通貨ATMの設置なども計画されていましたが、規制の厳しさなどの影響もあり、それらのプロジェクトはうまく進んでいませんでした。カルダノ財団からの支援を受けることができれば、これまで停滞していた日本に関する取り組みも今後はさらに発展していく可能性があります。
カルダノプロジェクトは順調に進行中
ホスキンソン氏は最近スイスを訪れた際に、現在暫定的にカルダノ財団の会長に就任しているPascal Schmidt(パスカル・シュミット)氏と会う機会があったことも明かしており、スイスや規制当局などに関する様々話し合いを行ったと報告しています。
最近では、カルダノ財団で会長を務めていたMichael Parsons(マイケル・パーソンズ)氏の以前の行動によって、カルダノプロジェクトが不安定な状況になっていることに不安を感じている人も多かったものの、ホスキンソン氏はこれまで懸念されていた問題の解決に関して楽観的に捉えていることを語り、不安を抱いていた人々に安心感を与えました。
ホスキンソン氏は、パーソンズ氏が正しい選択をしてくれたことやそれによってカルダノの生態系が現在も保たれていることを非常に嬉しく思っていると語っており、これらの問題に対して気を配ってくれたコミュニティメンバーに対して感謝の意を述べています。
カルダノ財団の運営が適切に行われることによって、金銭的な面だけなく、国際的な取り組みや規制関連への対応などの様々な問題が解決される可能性があります。多くの日本人が今後の発展に期待しているCARDANOプロジェクトはこれから日本で大きな発展を遂げる可能性を秘めています。
CARDANO(ADA)に関するその他の記事はこちら
カルダノエイダコイン(ADA)の価格|2018年11月16日
カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)の価格はここ2週間ほど上昇傾向にあったものの、先日の仮想通貨全体の下落で再び7円を下回っており、2018年11月16日時点では「1ADA=約6.94円」となっています。