日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が2019年2月20日に公開した「みなし業者を含む国内の仮想通貨交換業者18社の統計情報」では、日本円建ての暗号資産保有額でリップル(Ripple/XRP)がビットコイン(Bitcoin/BTC)を上回っていることが明らかにされています。
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仮想通貨取引所18社の「保有額・取引高」を公開
日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が本日公開した資料では、2018年12月31日時点の仮想通貨取引量や保有額に関する統計情報が記載されています。この統計情報は、テックビューロ株式会社を除いた日本国内の仮想通貨交換業社18社のデータを元に作成されており、国内で取引されている主要な仮想通貨の「現物取引高」や「証拠金取引高」に関する情報などもまとめられています。
仮想通貨の現物保有額:XRPが「1位」獲得
このデータでは、リップル(Ripple/XRP)の現物保有額がその他の主要な仮想通貨の現物保有額よりも300億円以上も多いことが明らかにされています。公開された「2018年12月31日時点での各種仮想通貨の現物保有額」は以下のようになっています。
リップル(XRP) | 約989.7億円 |
ビットコイン(BTC) | 約656.5億円 |
イーサリアム(ETH) | 約164.7億円 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 約61.6億円 |
モナコイン(MONA) | 約36.5億円 |
ライトコイン(LTC) | 約14.5億円 |
このデータは仮想通貨「XRP」が日本で特に高い人気を誇っていることを示しています。仮想通貨取引所bitbank(ビットバンク)が昨年4月に「XRP取引量」で世界一を記録したことなどを考えると、日本人が多くのXRPを保有していることにも頷けます。
仮想通貨の現物取引高:BTC・XRPがダントツ
「現物取引高」に関しては、BTCがXPRを上回っているものの、その他の仮想通貨に比べるとXRPとBTCが特に多く取引されていることが示されています。「2018年12月31日時点における各種仮想通貨の現物取引高」は次のようになっています。
ビットコイン(BTC) | 約4,051億円 |
リップル(XRP) | 約3,051億円 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 約300億円 |
イーサリアム(ETH) | 約213億円 |
モナコイン(MONA) | 約76億円 |
ライトコイン(LTC) | 約5億円 |
その他 | 約75億円 |
「Ripple社」や「仮想通貨XRP」は昨年頃から急速な発展を続けており、世界的にも影響力を強めています。昨年12月には、世界184カ国で利用される金融アプリ「Uphold(アップホールド)」における“サービス内で最も利用されている仮想通貨ランキング”でXRPがBTCを抜いたことも報告されています。2018年に時価総額ランキング2位にまで上り詰めたXRPが2019年にどれほどの規模にまで成長するかにも注目です。
日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が公開した資料は以下の公式サイトからどうぞ
>日本仮想通貨交換業協会の公式サイトはこちら
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2019年2月20日|リップル(Ripple/XRP)の価格
リップル(Ripple/XRP)の価格はここ数日間の上昇で約37円まで上昇しましたが、現在はやや下落しており2019年2月20日時点では「1XRP=36.13円」で取引されています。